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水辺に癒される [お出かけ]

先日、浅草界隈をそぞろ歩きました。

東京はビルばかりでつまらないと、日ごろから思ってしまうのですが。
隅田川沿いは好き。

水辺を歩くのは、何ともいえず気持ちがいいです。
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宇宙船みたいなものが水面を走っておりました。
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その名もエメラルダス!
どこかで耳にしたことがある名前。
調べてみると、「銀河鉄道999」や「宇宙戦艦ヤマト」でお馴染みの松本零士先生がデザインされたそう。
カッコイイ!!
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「すみだリバーウォーク」を渡って対岸に行くと、東武スカイツリーラインの高架下にある商業施設「東京ミズマチ」に辿り着きます。
飲食店や宿泊施設もあって、お散歩するのが楽しいエリア。

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面白い自販機を発見しました!
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理由はこちら。
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元大関の琴欧洲さんの相撲部屋「鳴戸部屋」です。
この辺りは相撲部屋が結構あるんですよね。

なんかほっこりするな~。

ふと空を見上げると。
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水辺じゃないけど、ガラスの様な水色に癒される。

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秋の秩父へ②<秩父ミューズパーク> [お出かけ]

秩父ミューズパークのイチョウ並木が色づいていると聞き、行ってみました。
西武秩父駅や秩父鉄道の秩父駅からバスが出ています。

いやしかし。
この時期はものすごく混んでますね(汗)。
ギュウギュウ詰めでした。

秩父駅から20分ほどバスに揺られて到着。
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黄色のトンネル~!
ミューズパーク内のスカイロードの両サイドに約500本のイチョウ並木があり、ちょうど見ごろを迎えています。
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赤も少々。
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園内を走るスカイトレインも赤。
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彼方に見えるのは秩父のシンボル、武甲山。
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秋はいいなあ。
やっぱり秋が好き。もっというと晩秋が好き。
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園内はとても広くて、ゆっくり散策できます。
ただしバスを利用する際は、本数が1時間に一本ぐらいなので要注意。
他の場所にも行きたい場合は、車の方が便利かも。

帰りのバスでは30人ぐらいの団体客が乗ってきたので、すし詰め状態。定員オーバーのため、その後のバス停はスルーされてしまい、待っていたお客さんがお気の毒でした。さらに1時間待たないといけないなんて…。

やはり次回行く時は車にしよう。

最後に武甲山がお見送りしてくれました。
今もなお採掘が進められているその姿に、いつも勇気を頂く。
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秩父ミューズパークの詳細はこちらをどうぞ。
https://www.muse-park.com/

タグ:秩父
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秋の秩父へ①<番場通り> [お出かけ]

めっきり秋が深まってきた今日この頃。
秩父をぶらっと散策してきました。

今回も特急Laview(ラビュー)であっという間に到着。
窓が広いし座席もゆったりしているので快適。
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西武秩父駅から少し歩いたところにある番場通り。
昔ながらの古い建物が残る、落ち着いた佇まいのエリアです。
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味噌漬けが有名な安田屋さん。
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昭和5年頃に建てられた建物で、登録有形文化財に指定されているそうです。
今回も豚肉の味噌漬けを購入しました。
コロッケも美味しそうだな。

小池煙草店。
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昭和初期に建てられた登録有形文化財。現在はホテルとして生まれ変わりました。
ちょうど前日にテレビで紹介されていて、窓の下にある小窓は夏の暑さをやわらげるために付けられたそうです。
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そして、パリ―食堂。
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昭和2年に建てられ、こちらも登録有形文化財。
最近よくテレビで見かけるせいか、この日もお店の外で待っているお客さんがいました。オムライスが美味しいようです。

こちらは、パーラーコイズミ。
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昭和レトロなかわいらしい店構え。
ナポリタン、ハンバーグ、ピザトーストなどの食事メニューも豊富。
プリン、パフェなど懐かしい味も楽しめるお店です。
詳細はお店のHPをどうぞ。
https://parakoizumi1967.crayonsite.net/

ほかにも番場通りには和菓子屋さんなどもあり、ここだけで足が止まってしまいそう。食べ過ぎに注意です(苦笑)。
古い建物に手を加えたりして残す取り組みは、それなりにご苦労もあると思うのですが、昔の街並みを守る姿勢に胸が打たれます。だからこそ、また来たいなと思うのかも。

また、秩父には神社仏閣も多く、34箇所の観音霊場を巡る「秩父札所めぐり」があります。
こちらは札所13番の慈眼寺。目の健康にご利益があるそうです。
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つづく。
タグ:秩父
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ある日の不忍池 [お出かけ]

不忍池をそぞろ歩いてみました。

見ごろはとうに過ぎた蓮に覆われている池。
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蓮の葉と雫。
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池越しに見えるは、不忍池辯天堂と上野精養軒。
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この辺りは漱石先生や鷗外先生などもお散歩した場所。
しばし、文豪気取りで歩いてみる。

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こちらは浮世絵っぽいアングルで。
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中国地方の旅⑧<呉 大和ミュージアム> [お出かけ]

最終日は広島から新幹線で帰京するため、島根から広島に移動。
原爆ドームや平和記念資料館には何度か訪れたことがあるので、少し足を延ばして呉に行ってみました。

呉駅。思ったよりも大きい。
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呉と言えば、旧海軍ゆかりの町。
時間的に1か所しか行けなかったので、大和ミュージアムに立ち寄りました。
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入口を入ると、まず戦艦「大和」の10分の1の模型が展示してあります。
実際は全長26.3メートルもあるので、模型でもド迫力!
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1階には、呉の歴史や大和についても学べる展示があります。
大和といえば、戦争終局時に沖縄特攻作戦に出撃し沈没。今でも鹿児島県沖に眠っています。
乗組員たちが出撃する前に家族に宛てた手紙や葉書を目にすると、さぞかし無念だっただろうと思わずにいられません。

こちらは、ゼロ戦こと零式艦上戦闘機。
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特殊潜航艇「海龍」。
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他にも魚雷や大勢の若い命が失われた特攻兵器「回天」も展示されていました。
なぜ特攻なんていう馬鹿なことを考えたのかと、怒りを覚えます。

戦争というと、自分とはどこか遠い世界のような気がしてしまうのですが、こうやって資料などを目にすると、私たちと同じように日常を送っていた普通の人々が、巻き込まれてしまったのだと実感しました。

今同じことが自分の身に起きたら、どうなってしまうのだろう。
そんな風に考えてみることが、とても大事なのかもしれません。

奇しくも、私が訪れた日は終戦記念日の前日。
このタイミングでの訪問に、なにか意味を感じました。

大和ミュージアムの近くには、「てつのくじら館」というミュージアムも。
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海上自衛隊で実際に運行していた潜水艦「あきしお」を利用したミュージアムで、入館無料だそう。潜水艦の中を見学できるなんて、とても貴重です。

また、「この世界の片隅に」のすずさんが嫁いだ先が呉ということで、ゆかりの地巡りも楽しめるようです。すずさんが高台の家から港の絵を描いていたなあ。
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そういえば、映画「ドライブ・マイ・カー」のロケ地にもなったそうで。
確かに、広島高速を走っている時に、映画で見覚えのある景色だと思いました。

これで中国地方の旅は無事終了。今回はいろいろ反省点のある旅でした。
体調がイマイチで胃腸の調子も悪かったため、せっかくの旅行なのにあまり食べられなかったのが悔やまれる。
それと、計画通りに進まなくて、行けなかった場所が多かったのも反省です。次回は体調管理を万全にするのと、余裕のある計画を立てて、また旅に出かけたいです。

最後は新幹線の中で「むさし」の若鶏むすび弁当を。
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大和ミュージアムについては、こちらをどうぞ。
https://yamato-museum.com/

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中国地方の旅⑦<温泉津 其の二> [お出かけ]

島根県は、人口10万人あたりの100歳以上の高齢者数が10年連続で1位らしい。
温泉もあって美肌県としても有名だし、長寿と美肌の県なんて最高!

穏やかな人が多く、若い人が都会に出ているため高齢者自身が体を動かす機会が多いというのも要因だとか。他にも、魚介類をよく食べるというのもあるそうです。

確かに温泉津の旅館に宿泊すると、魚介類づくしのお料理が出てきます。
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温泉津には温泉だけではなく、海もあります。
近くにある櫛島は海水浴やキャンプも楽しめるレジャースポット。
私も子供の頃によく海水浴に行きました。

湾の内側は穏やか。
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櫛島にはかつて櫛島城が築かれていました。
承久の変(1221年)で隠岐の島に流罪となった後鳥羽上皇が途中の嵐のため漂着し、世話になったお礼にと、古老へ櫛をあげたことから櫛島となったという言い伝えがあるそうです。

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外海は日本海。この辺りはリアス海岸。
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何かの生き物に見える。
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水がキレイなので、水中のヒトデらしきものが見える。
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一時期はあまり人がいなかったのですが、コロナ禍でのキャンプブームの影響もあるのか、キャンプを楽しむ人がたくさん訪れていました。設備もしっかりしているようです。
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櫛島キャンプ場についてはこちらをどうぞ。
https://www.city.oda.lg.jp/update_info/6107

私が訪れた日はちょうど夏祭りの日でした。
というか、その日に合わせて行ったのですが。
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普段は静かな港町なのに、夏祭りの日は一体どこから人が湧いてきたのだろう?というぐらい、たくさんの見物客でにぎわいます。
今回は万全のコロナ対策の一環として参加が有料でした。いいアイデアだと思います。

そして、夏祭りの目玉である花火大会が、なんといってもすごいのです。
打上げ数は多くないものの、花火との距離がめっちゃ近いのです!
3年前にも夏祭りの時に訪れたのですが、それ以来の開催ということで、開催者にも並々ならぬ気合が感じられます。

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ド迫力の至近距離!
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夏祭りのもう一つのお楽しみは、石見神楽。
前回鑑賞した時に、あまりのカッコよさにしびれました。
あのスピード感と迫力は、一度見たら感動すること間違いなし!

大蛇がゴォーと火を噴き暴れまわる。
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退治する須佐之男命(すさのおのみこと)。
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YouTubeに石見神楽の映像があったので、ご参考にどうぞ。


この日は「大蛇(おろち)」という演目でしたが、他にも演目があるようです。

石見神楽については、こちらもどうぞ。
https://www.all-iwami.com/feature/detail_47.html

久しぶりの温泉津は変わらないようでいて、新しい風も吹いて変わりつつあるのかもしれません。けれど、いつまでも私の第二の故郷です。

つづく。

タグ:島根 温泉津
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中国地方の旅⑥<温泉津>其の一 [お出かけ]

今回の旅の目的地は、祖父の故郷である温泉津(ゆのつ)。

島根県のほぼ中央に位置する大田市にある小さな温泉街。
以前の記事でも触れましたが、石見銀山への銀の積み出し港として世界遺産登録地区に含まれており、温泉地としては全国で初めて国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。

先日放送されたブラタモリ「石見銀山」の回にも登場しました。
「温泉津温泉」の読み方について触れた際、タモリさんから名言が飛び出しました。

「ジョンソン・エンド・ジョンソンみたいなものだね」

うーん、さすがタモさん!
思わず唸ってしまいました(笑)。
ちなみに、「ゆのつおんせん」と読みます。

世界遺産に登録されたのは祖父の死後だったので、生きていたらどう思っただろう。
しかも、タモさんから名言を頂けるなんて(笑)。

それにしても、世界遺産登録地区なのだから、もう少し県をあげて宣伝してもよさそうなのに。島根県て奥ゆかしいというか。三年ぶりに訪れた温泉津は、以前とほとんど変わってませんでした。東京に住んでいると変化することが日常茶飯事なので、ここに来ると心底ホッとします。

こちらは温泉津駅。
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しまねっこがお出迎え。かわいい♪
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山手線が5分来ないぐらいでイラっとしてはいけないと思った。
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ちょうど電車が行ってしまった。
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駅から温泉街へは車で5分ほど。
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ノスタルジックという言葉がぴったりな温泉街の街並み。
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隣り町出身の祖母は、平野花月堂さんの温泉せんべいが大好きでした。
今回は寄れなかったけど、現在も営業されているのでしょうか。
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温泉せんべいの缶が可愛らしい。我が家にもいくつかあります。
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小さな温泉街には神社やお寺が点在している。
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こじゃれたゲストハウスができていた。古き良き中に新しい風も吹いている。
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「ふるカフェ系ハルさんの休日」に登場した「震湯カフェ内蔵丞」。
大正時代のレトロモダンな建物が印象的。
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今回絶対に行きたいと思っていたのに、結局時間がなくて行けませんでした…。
次回こそはリベンジしたいです!

カフェのお隣にある「薬師湯」。
山陰地方で唯一、日本温泉協会の天然温泉の審査で最高評価のオール5を取得。
屋上から温泉津の街並みを眺めながら涼むのもよし。
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こちらは昔ながらの風情が漂っている「元湯」。地元の人も通う温泉。いいなあ。
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以前の記事もよろしければどうぞ。
https://tsukimisou-rock.blog.ss-blog.jp/2022-05-30

ブラタモリの番組サイトはこちら。
https://www.nhk.jp/p/buratamori/ts/D8K46WY9MZ/episode/te/4Y79P271RV/

温泉津については、こちらもどうぞ。
https://yunotsu-meguri.jp/

つづく。

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中国地方の旅⑤<出雲大社> [お出かけ]

島根というと、やはり出雲大社。
後方にそびえる山の姿が、神聖な場所という雰囲気をより一層醸し出しています。
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縁結びの神として名高い大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)を主祭神とし、神々が集まる場所として知られています。
今回も時間がなくて駆け足での参拝となってしまいました。
いつか正規ルートでゆっくりお参りしたいものです。
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ムスビの御神像。
神話で大国主大神が幸魂(さきみたま)と奇魂(くしみたま)と呼ばれる魂を得ている場面。
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御本殿。
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彰古館。
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神楽殿。
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御本殿の周りには神々のお宿となる社があったり、たくさん見どころがあるんですよね。ホントにいつかゆっくりお参りしたいと思います。

お昼はいつも立ち寄る荒木屋さんでおそばを頂きました。
今回はお昼時に重なったのもあり、既に待っている人たちが多くて。私が行ったときは、名前を書く紙が3枚目で凹みそうになりました(汗)。猛暑の中で待つのは暑い…。車の中で待っている人もいました。1時間ほど待ってようやく中に入れたものの、そこからさらに30分ぐらい待ったでしょうか。でも、やっぱりここのおそばは美味しい。
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ちなみに出雲そばは、玄そば(殻のついたそばの実)をそのまま挽き込む「挽きぐるみ」と呼ばれる製粉方法で作るため、色が黒っぽいのが特徴。
冷たい割子そばは、三段に重なった赤くて丸い器にそれぞれおそばが入っていて、つゆを器の中のそばに直接かけて頂きます。

実は先に荒木屋さんに立ち寄ったため、その後の出雲大社での滞在時間が短くなってしまったのでした。まさかここまで待つとは思わなくて。次回は時間を考えたいと思いますが、他のお店も開拓したいな。

つづく。

タグ:島根
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中国地方の旅④<ベタ踏み坂~松江城~亀田山喫茶室> [お出かけ]

島根半島から松江に行く際、せっかくだからあの場所に行ってみたいと思い、少し遠回りしました。
その場所とは…こちら!
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CMなどでも話題になった通称「ベタ踏み坂」こと江島大橋。島根県松江市八束町の江島と鳥取県境港市とを結ぶ中海にかかる、日本一のPCラーメン構造の橋です。

って、PCラーメン構造とは何ぞや?
調べました。「PC」とはプレストレストコンクリートの略で、あらかじめ応力を与えられたコンクリートのこと。「ラーメン」とはドイツ語で「額縁」を意味し、「ラーメン構造」とは橋脚と橋桁が一体になって力に耐える構造を意味するそうです。

島根から鳥取に向かう方が急こう配らしいです。私は逆から来たので上りではなく下りました。写真で見ると、まるでそそり立つ壁のように見えますね。これは写真撮影の角度によるもので、実際に通るとそこまで急という感じではなかったです。
写真撮影する場合、少し離れた大根島の北西岸から望遠レンズを使用するのがオススメなようです。私は運転していたため撮影できませんでした。

予定では、「ベタ踏み坂」を下った後は江島から大根島を経由して松江に行くつもりでしたが、何故かナビが大根島ではなく江島の北側にある道を指示したので、その通りに進んでしまい大根島に上陸できませんでした。
けれど、その道がとてもよかったのです!「美保関八束松江線」という中海を走る一般道で、両側に湖が見えるのでまるで湖の中を走っているかのよう。運転していたので、ここも写真撮れなかったのですけどね…。

ちなみに中海とは、島根県と鳥取県の境界にある汽水湖でお隣の宍道湖とは大橋川によって結ばれています。大根島も中海にあります。

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中海を後にすると、そこはもう松江。
松江といえば、やはり松江城。1611年に堀尾吉晴によって築かれました。
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城内に入るとすぐに現れる石垣の壁「馬溜り」。
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戦時には、侵入した敵を大手門や高石垣上の塀の狭間から鉄砲や矢で集中的に狙い撃ちする場所。2020年にここでスカパラのライブがあり、浩次先生もゲスト出演されました。私は配信で視聴しましたが、あの時の感動が蘇りましたよ。
よろしければ、その時の記事をご覧ください。
https://tsukimisou-rock.blog.ss-blog.jp/2020-11-17

松江城は全国に12城しか残っていない現存12天守の1つで、国宝でもあります。
私は現存12天守をすべて制覇するのが夢で、現在10城を制覇し、残すところは犬山城と丸岡城。
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松江城の魅力は、派手さはないけれど無骨でカッコイイところ。戦うための装備があちらこちらに見られるので、戦う城っていう感じがします。また、千鳥が羽を広げたように見えることから別名「千鳥城」とも呼ばれています。
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石垣を愛でるのもよし。
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もともと国宝の指定を受けていましたが、法改正により一度外されたという苦い過去があります。そこから市民や研究者の熱意によって、2012年に天守そばの松江神社で、松江城が完成した年に祈祷に使われたと思われる2枚の「祈祷札」が発見されました。さらに、天守地階の柱に祈祷札が掲げられていた釘痕が奇跡的に見つかり、2枚ともぴったり一致した点や貴重な資料も認められ、2015年国宝に再指定されたそうです。

天守地階に飾られている「祈祷札」のレプリカ。
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木製の鯱。
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最上階からは松江の町や宍道湖が見渡せる。
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松江城を堪能した後は、敷地内にある興雲閣というクラシカルな洋館へ。1903年に建てられた迎賓館で、島根県指定有形文化財にも指定されています。
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お目当ては、館内にある「亀田山喫茶室」。
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前回訪れて気に入ったので再訪しました。前回はテーブルまで注文を聞きにきてくれるという普通の喫茶店スタイルでしたが、今回は入口で注文して、呼ばれたら注文したものを取りに行くシステムに変わっていました。これもコロナの影響でしょうか。

喫茶室という名前にピッタリな落ち着いた雰囲気の店内で、ゆっくりお茶タイム。
イチジクのタルトと紅茶を頂いたのですが、写真撮るのを忘れてしまったので、前回の写真を掲載します。今回、写真撮り忘れが多いな…。
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松江城では、遊覧船でお堀を巡る「ぐるっと松江堀川めぐり」もオススメ。一日に何度も乗船が可能で、船上は夏でも涼しくて気持ちいい。歴史地区、市街地区、自然地区など、通る場所によって違う景色を味わえたり、途中でものすごく低い橋を通る時はアトラクション気分も堪能できるので、とっても楽しいのです。
今回は時間がなくて利用できず、とても残念でした…。

詳しい情報は公式サイトをどうぞ。
https://www.matsue-horikawameguri.jp/

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つづく。

タグ:島根 松江城
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中国地方の旅③<美保神社~青石畳通り~美保関灯台> [お出かけ]

旅の二日目は島根半島にある美保関へ。

皆生温泉から境港を通り、堺水道大橋を渡ればそこはもう島根半島。
境港というと、やはり水木しげる先生を思い出す。
先生曰く、境港から眺めた島根半島は夜になると狐の鳴き声が聞こえたりして、どこか不思議な感じがしたそうで。確かに境港は町なのに対して島根半島は山なので、夜になると暗くて妖怪でも出そうな雰囲気があったのかもしれません。

実際に島根半島の海岸沿いを走ると男女岩という岩があったり、よい景色。
そして辿り着いたのは美保神社。島根県というと、やはり神話の国ですものね。
美保神社は五穀豊穣・夫婦和合・安産・子孫繁栄・歌舞音曲の守護神であるミホツヒメノミコトと海上安全・大漁満足・商売繁盛・学業・歌舞音曲の守護神であるコトシロヌシノカミが祀られています。
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いい神社だなと心が安らぎました。
子供の頃に訪れたことがあるらしいのですが、まったく記憶がない。
こんなにいい所なのに忘れてしまうとは。今度はバッチリ覚えておきます。

次に美保神社の鳥居のそばにある「青石畳通り」という参道を歩いてみました。
ここは江戸時代に北前船の風待ち港として賑わい、一日千隻もの船が出入りしたそう。宿屋を兼ねた廻船問屋が軒を連ね、積み荷を運ぶために海から切り出した青石を敷き詰めた石畳が敷設されたのが青石畳通り。

アニメとコラボしているのでしょうか。
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当時の面影を残す風情のある町並み。
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石は水に濡れた方が青く見えるようです。
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お醤油屋さん。気になったけど寄れなかった。
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高浜虚子の句。美保関には文人墨客も多数訪れているそうです。
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美保神社から車で少し行くと、美保関灯台に辿り着きます。
前回は雨で景色が楽しめなかったのですが、今回はこんなに美しい景色!
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美保関灯台は明治31年に初点灯された山陰最古の灯台。
天気がいいと大山や弓ヶ浜、また遠く隠岐の島まで見えるそうです。
平成10年には歴史的・文化的価値のある文化遺産として「世界の歴史的灯台100選」に選ばれたそう。

風格のある建物。中には入れないようです。
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美保関は昔懐かしい風情と美しい景色、そして神様が見守ってくれているような心安らぐ場所でした。
それにしても、水木先生の「のんのんばあとオレ」に登場するのんのんばあの出身地である諸喰も島根半島にあるらしいのだけど、どの辺なんだろう。

「のんのんばあとオレ」については、こちらの記事もどうぞ。
https://tsukimisou-rock.blog.ss-blog.jp/2022-08-01

つづく。

タグ:島根
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