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ホームズとの再会 [テレビ・映画・演劇など]

ドラマ「シャーロック・ホームズの冒険」が帰ってきました!
先週土曜日からNHK BSプレミアムで放送がスタートしたのです。

昨年ドラマが終了してしまい、ホームズロスになってました。
後番組の「名探偵ポワロ」も面白くて大好きなんですよ。
でも、再びホームズに会えるのは、やっぱり嬉しくて。
前回の放送では途中から見始めたので、最初から見ることができるのも嬉しい。

第一回目は「ボヘミアの醜聞」でした。
ホームズにとって忘れがたき女性、エレーナ・アドラーと対峙するお話。
コナン・ドイルの作品集「シャーロック・ホームズの冒険」にも収録されています。

久しぶりにお目にかかったホームズ役のジェレミー・ブレット様は、やっぱりはまり役!しいていえば、原作より色っぽい気がしますけれど(苦笑)。

ちなみにワトソン役は第13回まではデビッド・バーク、第14回以降はエドワード・ハードウィックと、途中で俳優が変わるのですが、まったく違和感なし。どちらも間違いなくワトソンです。

そして当時のインテリアやファッションがこれまた素敵で、目の保養にもなります。

毎週ポアロさんとホームズを見ることができるなんて!
週に一度のお楽しみが増えました。

ドラマ「シャーロック・ホームズの冒険」は、NHK BSプレミアムにて毎週土曜の午後5時台に絶賛放送中。
https://www.nhk.jp/p/sherlockholmes/ts/RY7MVVJVPW/



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ごとばんさん [テレビ・映画・演劇など]

「鎌倉殿の13人」ロスが続く中、後鳥羽上皇について思い出したことがあります。

最終回で描かれた様に、承久の乱で敗れた後鳥羽上皇は隠岐の島に流されました。
隠岐に行く途中、嵐のため、とある島に漂着した上皇は、世話になったお礼にと古老へ櫛をあげました。そのことから、島は「櫛島」と名付けられたそうです。

以前の記事でも触れましたが、櫛島は我が祖父母の故郷、島根県の温泉津にあります。あの櫛島に上皇様がいらしたのかと思うと、なかなかに感慨深いです。

都に帰ることは叶わないまま隠岐の島で生涯を閉じた上皇ですが、島民からは「ごとばんさん」と慕われ、亡くなった際には、人々はほこらを建てて祀り、火葬を行った場所には御火葬塚をつくったそうです。

大河ドラマでは悪人キャラでしたけれど、実は悪い人ではなかったのかも。
彼もまた、権力闘争に巻き込まれた犠牲者だったのかもしれませんね。

総集編で再会する時には、尾上松也さん(後鳥羽上皇)を、もう少し優しい眼差しで見てみよう(笑)。

櫛島についての以前の記事は、こちらをどうぞ。
https://tsukimisou-rock.blog.ss-blog.jp/2022-09-17

隠岐と上皇様については、こちらをどうぞ。
https://www.pref.shimane.lg.jp/admin/seisaku/koho/esque/2019/shimanesque113/1.html

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有終の美 [テレビ・映画・演劇など]

昨夜は「鎌倉殿の13人」の最終回、M-1、W杯決勝と盛りだくさんでしたね。

「鎌倉殿~」の最終回。
どのようなラストシーンになるのか、義時の最期がどう描かれるのかとても興味深かったです。

個人的には「新選組!」のラストで、舞台のカーテンコールのように登場人物たちのシーンが映し出された演出が好きでしたが、今回は全然違ってました。

死に至る経緯が意外。けれど、納得でもあり。
最後は政子のそばで小四郎に戻ったところがいいなと思いました。

鎌倉のために多くの血が流れて、辛い場面も多かったドラマでしたが。
やり方はどうであれ、頼朝と共に鎌倉幕府の礎を築き、泰時に引き継いだ義時は偉大な坂東武者でした。

あっぱれ!

大河ドラマは史実をもとに作られているので、起こったことは分かっているけれど、それを軸にどのようなドラマに仕立て上げるのかが見ものだと思っています。

そういう意味では、今回のドラマは最初から最後まで楽しく見ることができました。
登場人物がそれぞれ魅力的に描かれているので、命を落とす場面では心底悲しい気持ちになったり。出演されている役者さんたちも素敵でした。

随所に細かい伏線や笑いが散りばめられていて、ほっこり癒される場面とブラックな場面の落差が激しいところは、さすが三谷さん!

ところで、目を患っていた大江殿の目がすっかり開いていたのだけど、もう治ったの???

高校生の頃に好きだった鎌倉時代の物語。
一年間義時たちと共に過ごすことができて、とても満足でした。

しばらくは鎌倉殿ロスになりそうだなあ。

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憧れの自販機 [テレビ・映画・演劇など]

先日放送されたNHK「ドキュメント72時間」で、私の憧れの自販機が登場していました。しかも、舞台は島根県西部の国道9号線沿いにある小さな休憩所。

国道9号線といえば、先日島根に行った際に何度も通った道!
もう少し先に行けば、あの自販機に会うことができたなんて。
なんとも悔やまれます…。

その自販機とは…。
絵を描いてみました。下手ですがニュアンスは伝わるかと。
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時々テレビ番組にも登場する、昔ながらのうどんの自販機です。
以前、「ドキュメント72時間」で秋田港近くの自販機が舞台になった時に初めて存在を知って以来、とても気になっています。
この自販機、全国に点在しているそうですが、その数はだんだん減ってきているようで、もはや希少価値なのかもしれません。

うどん自販機といっても、蕎麦やラーメンもあって、味も場所によって違うようです。というのも、麺や具は事前に調理されたものが自販機にセットされていて、お金を入れると自販機の中でお湯が注がれ、回転しながら湯切り、最後にスープが注がれて出てくるという仕組み。

今回の「山陰・国道9号線 うどん自販機ありけり」で登場したのは、島根県益田市にある休憩所に設置されている自販機。1台でも珍しいのに、そこにはなんと3台も!
島根県はうどん自販機が多いと言われているそうです。

訪れる人達は、仕事中のドライバー、家族連れやカップル、お一人様など色々。
人の数だけ、自販機への思いや思い出があります。

ここがお気に入りで、福岡から家族と一緒に訪れていた少年。
番組スタッフに、自販機のどんなところが好きかと聞かれた時の一言。

古いのに美味しいものが出ちゃうってすごいじゃないですか。

名言ですね!
まだお若いのに、わかってらっしゃる。
こういう少年がいれば、自販機の未来が明るくなるかもしれません。

昔、実家が水害で流されたという男性は「実家はもうないけれど、ここは変わらない。子供の頃からある。」と。
また、次々と新しいものに置き換わる時代、「ここに来るとホッとする。」と話す女性も。

ただ自販機があるだけなのに、次々に人が吸い寄せられていく。
ここは人々にとってのオアシスなのです。

そんなオアシスを経営している田中さん。
もともとは機械のメンテナンスをしていたのが、30年ほど前に以前のオーナーから引き継いだのだとか。
お客さんが田中さんのことを「神様」と言ってました。
確かに機械のメンテナンスができるなんて、心強い神様です。

田中さん曰く、この場所ができてから50年ほどの間にコンビニや大きなスーパーができて、商売の環境が変わってきたそうです。近くに高速道路が建設中で、うどん自販機が減ってきたとおっしゃってました。
確かに高速道路ができれば、そちらを使う人が多くなり、だんだん一般道を通る人が減ってしまうかもしれません。
けれど、ここはわざわざ立ち寄りたい場所でもあるはずです。

みなさんが美味しそうにうどんをすすっている姿を見たら、ますます行ってみたくなりました。
次回島根を訪れる際には、必ず行きます!

うどん自販機よ、フォーエバー!

ドキュメント72時間の公式サイトはこちら。
https://www.nhk.jp/p/72hours/ts/W3W8WRN8M3/

タグ:島根
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ピストンさーん!!! [テレビ・映画・演劇など]

J-WAVEで長きに渡って愛された番組「GROOVE LINE」が本日で終了。

YouTubeの生配信で視聴しました。
松崎しげるさんや中村正人さんなど、番組との関りの深いゲストが出演されたり、途中でLiLiCoさんやジョン・カビラさん、クリス・ペプラーさんなども駆けつけて、ゲストの大渋滞になったり。

生配信中のリスナーの皆さんのチャットも大いに盛り上がり、流れが速い速い。目で追うのが大変(笑)。
つくづく、ピストン西沢さんて愛されてるのだなと思いました。

ところが、最後のDJタイムが終わり、残りあと数分になったときです。
「ちょっとトイレ行ってくる。」と言ってブースから出ていったきり、ピストンさんが戻ってこない!

慌てるスタッフ。生配信してるため映像も見れて、今日は音も聴けるのでザワついてるのがこちらにも全部わかってしまう。

カビラさん、クリスさん、サッシャさん、LiLiCoさん、秀島史香さんなど、番組の最後に駆け付けた豪華メンバーも大慌てでスタジオに入ってきました。
この後の番組のDJであるグローバーさんがトイレに探しに行ったそうですが、いないって(苦笑)。
グローバーさんの番組、もうすぐ始まっちゃうのに、なんていい人なの。
しかし、みんなで「ピストンさん帰ってきてー!」と呼ぶも戻ってこない(汗)。

すると、なにやらメッセージが届いたとのこと。
ピストンさんからの録音されたメッセージでした!

皆さんがこれを聞いている頃には、僕はもうJ-WAVEにはいません。
ずっとやりたいことをやってきて、それを探してきて、これからもずっとやっていきたいと思います。
僕が生きている中で感じたことをみんなと共有して、みんながくれたことを自分も共有して成長するのを目標にしてきました。
目的や趣味・興味があることが変わってきたという部分では、長くやりすぎました。
最後みんなに「ありがとうございました」といわれるのが嫌で、自由を最後まで貫き通そうと思ってやることなんで、どうか許してください。
さすがにぐっときますね。ありがとうみなさん。感謝します。
GROOVE LINEで皆さんと触れ合うことはなくなります。
これからはSNSでがんばっていきます。さよなら。

番組の途中で「最後楽しみにしててね。」とおっしゃってたのは、このことだったのか!最後の最後にしてやられました!
ゲストのみなさんも「ピストンさんらしい」と言って大きな拍手で番組は終了。

なに、これ!カッコよすぎるよ~。
本人が不在の最後なんて、初めてです(苦笑)。
今夜のこの番組のことは、きっと忘れないでしょう。
ピストンさんの存在も唯一無二です。
最後まで楽しませて下さって、ありがとうございました!

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舞台「阿修羅のごとく」を鑑賞 [テレビ・映画・演劇など]

昨日記事にした小説「阿修羅のごとく」。
実は舞台版を観に行くために予習として読んだのでした。
※ネタバレもあるのでご注意を!

数年前に松本で観た舞台をきっかけに演劇に興味を持ち、2020年春に「桜の園」という舞台を観に行く予定でした。
演出がケラリーノ・サンドロヴィッチさん、出演が大竹しのぶさん、宮沢りえさん、黒木華さん、杉咲花さん、井上芳雄さん、生瀬勝久さんと超豪華な顔ぶれで、ものすごく楽しみにしていたのです。
ところが、折しもコロナが蔓延し始めた時期だったため、公演は中止になってしまい、本当に残念でした…。きっと関わった方たちは私以上に残念で、やるせない気持ちだっただろうと思います。

それを経ての今回の舞台。作品は違いますが、私にとってはリベンジです!。

演出は木野花さん、出演は小泉今日子さん、小林聡美さん、安藤玉恵さん、夏帆さん、岩井秀人さん、山崎一さんの6人。
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会場は三軒茶屋のシアタートラム。
世田谷線の駅のホーム横にひっそりと佇んでいるかわいらしい劇場でした。
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会場は、客席がステージの四方に設置されているセンターステージ仕様。
小さな劇場なので、ステージがものすごく近いんですよ!私の席は北ブロックの最後列のはじっこでしたが、それでも前から5列目で、ステージを見下ろす形なので至近距離でよ~く見えました。

しかし一つ難点があり。
北ブロックの席の人が出入口に行くためにはステージのサイドを横切らなければならず、上演中に万が一席を立つ際は手を挙げて係員に来てもらい、誘導して頂く必要があるのです。というのも、役者がステージを下りて周りを歩いたりする演出があるから、支障が生じてしまうとのこと(ステージ下りるの~?と思わず興奮)。

それは何としても避けたいので、事前にトイレを済ませて万全の体制で臨みました(苦笑)。とはいえ、もちろんやむを得ない場合は手を挙げればよいのです。

さて、舞台「阿修羅のごとく」について。
長女・綱子を演じるのはキョンキョン。着物姿が何とも美しい。サバサバしたところもあるが艶っぽさもある綱子の雰囲気に合ってます。もはやアイドルではなく女優さんなんだなとつくづく思いました。

次女・巻子を演じるのは小林聡美さん。母であり妻でもあり、家族を支えるしっかりものな巻子は聡美さんの雰囲気にピッタリ。演技のメリハリや客席を惹きつける力が抜群で、圧倒的な存在感。

三女・滝子は安藤玉恵さん。滝子は地味で男っ気なしと言われているけれど、実は少女っぽさを持っていると思うので、安藤玉恵さんが演じると、そういう部分がにじみ出ていました。

末っ子・咲子を演じるのは夏帆さん。姉妹の中で一番客観的に物事を捉えて、現代っ子ぽいクールさを持っているけれど、実は寂しがり屋。どこか憎めないところが夏帆さんに合っています。

キョンキョンと小林聡美さん目当てで観に行った舞台でしたが、気づくと私の中の四姉妹像は、すっかり今回の4人の女優さんになっていました。
役者さんたちが役によって色々な人物になっていく姿を見ていたら、思わず「ガラスの仮面」が頭をよぎる。私の中で、舞台といえば「ガラスの仮面」なので(苦笑)。

向田邦子先生の台詞は小気味よくて、小説で読んだ時よりも心に残るような気がします。日本語が美しいなと思いました。

木野花さんの演出も原作のイメージとはまた違ったところもあって、とても斬新で面白かったです。女優としては時々テレビや映画で拝見しておりましたが、演出もされているのを初めて知りました。

舞台の上には簡単なセットがあるだけで、後は役者の演技で場面を想像する。事前に作品を読んでいたというのもあるかもしれないけれど、あれはあの場面だなとすぐに想像がついてしまうから不思議。
それにセンターステージだと、観客はいろいろな角度から演技をみることができる反面、役者は四方から視線を浴びるのだから、ものすごい緊張感だろうと思います。

舞台の周りをグルグル歩いたり走ったり、舞台の上ではお腹から声を出して台詞を言う。エネルギー消費量もすごそうです。これを毎日続けるなんて、体力勝負なんだなあと思わず感心。

役者の呼吸まで聞こえてきて、生の迫力をじかに感じるのが舞台。小林聡美さんが凄みをきかせて睨む場面があって、ちょうど私の方を見たのですが、目力が強すぎ!
すぐ目の前で繰り広げられる世界に、終始圧倒されっぱなしでした。
テレビや映画とは迫力が全然違います。

実に濃密で、このうえなく贅沢な時間でした。
またこの感覚を味わいたいです。続編を熱望!
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こちらはパンフレット。かわいい栞つき。文庫本サイズで持ち歩きやすい。
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「阿修羅のごとく」はシアタートラムにて10月2日まで。
その後は兵庫県県立芸術文化センターでも公演予定。
詳細は公式サイトをご覧ください。
https://otonakeikaku.net/2022_asyura/



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武士の鑑 [テレビ・映画・演劇など]

まさに!まさに畠山殿は武士の鑑でした!

18日放送の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で描かれた畠山重忠の乱。
いわれのない罪を着せられ、鎌倉軍と戦うことになった畠山殿。
見る前から憤りを感じておりましたが、ドラマの描かれ方がとてもよかった。

まず、ライバル(!?)である和田殿との2ショットの場面がとても好き。
畠山殿をなんとしても思いとどまらせたい和田殿の優しさがにじみ出ていました。
一見正反対の性格に見える二人ですが、実直なところは共通している。

畠山殿の「戦など誰がしたいと思うかーーっ!」という心の叫び。

なんともいえず切ない。
けれど、叫んだ後の少し吹っ切れたような笑顔が、とてもいい表情でした。
和田殿だからこそ、本心を伝えることができたのだと思います。

畠山殿の決意を感じ取り、とめるのをやめた和田殿。
私的には「え、とめて!」と思ったりもしましたが(汗)。
しかし、武士としての生き様を尊重するのが、武士ってやつなんですね。

和田殿、後は頼みましたよ…!

そして、小四郎(義時)と畠山殿の一騎打ち。
刀じゃなくて殴り合いというところがいい!
お互いの拳をぶつけ合うことで、二人の感情がこちらにもより伝わりました。

畠山殿の最期が生々しく描かれるのは辛いなと思っていたので、こういう描き方にしてくれた三谷さん、さすがです!
中川大志さんの畠山殿もピッタリでした。

しばらくは畠山殿ロスになりそうですが、そんな暇もなく今後もいろいろなことが起きそうな予感。
小四郎は頼朝から学びすぎ!政子も言ってましたが、ホントに恐ろしい。
稲毛重成が気の毒すぎる…。

果たして、時政とりくはどうなるのか。

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僕の姉ちゃん [テレビ・映画・演劇など]

今期の好きなドラマは、テレビ東京で放送中の「僕の姉ちゃん」。

両親不在の束の間、二人暮らしをする姉弟。
仕事を終えて帰宅した後、それぞれ好きなものを食べてお酒を飲みながら、仕事や恋愛、人生のことなどいろいろな話をする二人。姉ちゃんが放つ辛辣な言葉にやり込められてしまう弟だけど、最後には納得してしまう。そんな日々を描いた作品です。

ほっこりしているという感じでもないのに、二人のやり取りを見ると温かい気持ちになってしまうのが不思議。家族の絆が根底に流れているのを感じ取れるからでしょうか。

原作は益田ミリさん。
ミリさん原作のドラマは「スナック キズツキ」といい、外れなし!

さらに、姉のちはるを演じる黒木華さんと弟の順平を演じる杉野遥亮さんが醸し出す雰囲気もよくて、ナイスコンビ。二人とも好きな俳優さんなので、姉弟という設定での共演は嬉しいです。

ちはるは現実的でシビアなことを言うのですが、それがなんとも的を得ている。
それにオシャレでユーモアのセンスもあり、オンとオフのギャップもよい。
オンの時のお洒落なファッションも、オフのカジュアルなのも好き。

そんなちはるに翻弄されつつ、結局は姉の話をちゃんと聞く素直な弟。
仕事にも恋にも不器用な姿に、思わず応援したくなってしまう。
杉野くんて本当はハンサムなのに、このドラマではダメな男子感が満載で、俳優ってすごいなと感心。

このドラマを見て、好きなものを食べたり飲んだりしながら、あーだこーだ言えるのが幸せな時間なんだよなと、改めて思いました。この姉弟のような関係性が羨ましいです。

二人が暮らすお家のインテリアもさりげなくお洒落だし、BGMもノスタルジックで素敵。ハンバート ハンバートによるオープニングテーマ「恋の顛末」とOKAMOTO’Sによるエンディングテーマ「Sprite」もすごくよい。
やっぱりテレ東の深夜ドラマってクオリティ高いです。

「僕の姉ちゃん」はテレビ東京にて、毎週水曜日の深夜1時より絶賛放送中。



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畠山殿! [テレビ・映画・演劇など]

歴史好きなので、大河ドラマは毎年見ています。
今年の「鎌倉殿の13人」も、もちろん。

高校生の頃、鎌倉時代を舞台にした漫画や小説を読んでは、友達と盛り上がったり、鎌倉にも足を運び、ゆかりの場所を巡っていました。漫画のタイトルや内容はあまり覚えてないのですけれど。

「鎌倉殿の13人」は面白いのですが、次々に主要な登場人物が亡くなっていくのが辛い。鎌倉時代って、あんなにもむごかったっけ。

そしてドラマでは、ついに畠山重忠の乱へと進んでしまう…。畠山殿といえば、清廉潔白な人柄で「坂東武士の鑑」とも称された人物。一ノ谷の合戦では愛馬を不憫に思い、背負って下ったというお話もあるほど。ドラマでは中川大志さんが凛々しく誠実な畠山殿を好演されています。

そのような立派な武士を滅ぼそうとするなんて、時政のやつ~!
私は畠山殿推しなので、ドラマを見ながら怒り心頭ですよ。
そういえば、時政ってそういう奴でした!坂東彌十郎さんが演じているとお茶目なパパに見えましたが、昔読んだ漫画でもいい印象を持ってなかったことを思い出したのです。

悪いのは平賀だけど、結局は有力な御家人である畠山殿を邪魔に思うようになったのでしょう。畠山殿が危惧していたように、「鎌倉のため」というのが「北条のため」に変わってきていることに、小四郎は気づいているのか。歴史上の出来事なので、もう結末は分かっているものの、どうにも納得がいかない。

それにしても、今回のドラマは随所に伏線が張られていて面白い。例えば、歩き巫女のオババが告げた言葉とか。オババを大竹しのぶさんが演じてたのも驚きでしたが(苦笑)。「あ、これはあの事を言ってるのね。」といろいろ想像して楽しめます(時に切なくもなります)。

史実によると、この後もさらに色々な事が起こりそうですが、ひとまず次回の畠山殿を見届けます…。

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名探偵ポワロ [テレビ・映画・演劇など]

NHK BSプレミアムで放送されていた「シャーロック・ホームズの冒険」が遂に終了してしまいました。

週に一度のお楽しみがなくなり、すっかりホームズロスに。
そのあと放送の「名探偵ポワロ」には、あまり興味が湧きませんでした。

ところが先日、知り合いから「ポワロも面白いですよ」とオススメされまして。
先週放送された第4話を見てみることにしました。

「名探偵ポワロ」ってアガサ・クリスティー原作なのですね。
アガサ・クリスティーといえば、「ナイル殺人事件」や「オリエント急行殺人事件」でも有名ですが、どちらもポアロシリーズだとは!初めて知りました。
タイトルは知ってるものの、実は作品を読んだことがなくて。

ドラマを見ると、ホームズよりも少し新しい時代なのでしょうか。
馬車ではなく車だったり、服装もドレスではなく洋服だったり。
それにポアロが住んでいる建物にはエレベーターが設置されています。

また、推理方法も違うような印象を受けました。
ホームズが徹底的に状況証拠を集めるのに比べると、ポアロは人間の心理を観察しているような感じ。
共通するのは、ポアロにもヘイスティングスという相棒がいるところですね。
人がよさそうな感じがワトソン博士に通じるように思いました。

作品が違うので比較する必要はないのですが、ホームズファンとしてはつい(汗)。
でも、ポアロさんの憎めないキャラと口ひげはチャーミングです(笑)。
内容も面白かったので、引き続き視聴してみます。

そういえば、我が家でこのようなものを発見しました。
nile.jpg

1978年に放映された映画「ナイル殺人事件」のパンフレットです。
なぜ我が家にあるのかは謎なのですが。
誰かにもらったのか、古本屋で購入したのか。
いずれにしても、映画も興味深いのでぜひ観てみたいです。

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