中国地方の旅②<皆生温泉> [お出かけ]
一日目の宿泊地は皆生温泉。
岡山からのルートだと、この辺りで宿泊するのがちょうどいいので、何度か訪れたことがあります。大山寺からも割と近かったです。
皆生温泉は日本海に面した温泉地で、1900年に皆生海岸の浅瀬に湧き出す熱湯を偶然にも漁師が発見したことが始まり。鳥取と言えば鳥取砂丘が有名ですが、先日NHK「ブラタモリ」の「境港・米子」の回で、皆生温泉の辺りも砂州だと紹介されていました。もともと海から温泉が湧き出ていた場所がなぜ砂州になったかというと、山の方にあった、たたら製鉄から流れてきた砂が堆積してできたそう。
今では境港と皆生温泉は陸続きですが、境港のあたりは昔「夜見島」という島で、対岸にある島根半島にぶつかった海流によって海に流された人が流れつくこともあり、黄泉の島と呼ばれていたとか。先日読んだ水木しげる先生の「のんのんばあとオレ」にも、そのような話が書かれていたので、先生が妖怪など不思議なものを感じたのも必然だったのかもしれませんね。
その夜見島に関わる言い伝えによると、皆生温泉は皆が生き返るという意味があるそう。何度も訪れているのに、初めて知りました。私が訪れた後に「ブラタモリ」が放送されたので、放送を見てから訪れていたら、もっとゆっくり観察したのになあ。
ホテルにて。
右側にあるバーで海を見ながらお酒を飲んでみたい。
夏の間は期間限定で数分間の花火が楽しめます。
月が綺麗でした。
こちらは今回の旅の相棒、岡山フィット君。私はフィットが好き。
つづく。
岡山からのルートだと、この辺りで宿泊するのがちょうどいいので、何度か訪れたことがあります。大山寺からも割と近かったです。
皆生温泉は日本海に面した温泉地で、1900年に皆生海岸の浅瀬に湧き出す熱湯を偶然にも漁師が発見したことが始まり。鳥取と言えば鳥取砂丘が有名ですが、先日NHK「ブラタモリ」の「境港・米子」の回で、皆生温泉の辺りも砂州だと紹介されていました。もともと海から温泉が湧き出ていた場所がなぜ砂州になったかというと、山の方にあった、たたら製鉄から流れてきた砂が堆積してできたそう。
今では境港と皆生温泉は陸続きですが、境港のあたりは昔「夜見島」という島で、対岸にある島根半島にぶつかった海流によって海に流された人が流れつくこともあり、黄泉の島と呼ばれていたとか。先日読んだ水木しげる先生の「のんのんばあとオレ」にも、そのような話が書かれていたので、先生が妖怪など不思議なものを感じたのも必然だったのかもしれませんね。
その夜見島に関わる言い伝えによると、皆生温泉は皆が生き返るという意味があるそう。何度も訪れているのに、初めて知りました。私が訪れた後に「ブラタモリ」が放送されたので、放送を見てから訪れていたら、もっとゆっくり観察したのになあ。
ホテルにて。
右側にあるバーで海を見ながらお酒を飲んでみたい。
夏の間は期間限定で数分間の花火が楽しめます。
月が綺麗でした。
こちらは今回の旅の相棒、岡山フィット君。私はフィットが好き。
つづく。
中国地方の旅①<蒜山高原~大山寺> [お出かけ]
今年の夏は3年ぶりに旅に出かけることができました。
行先は祖父母の故郷である島根県を中心に中国地方を3泊4日で。
うちの家族は飛行機にトラウマがあるので、いつも新幹線で岡山か広島か山口まで行き、レンタカーで島根を目指すのが定番。今回は岡山のルートにしました。
初日は鳥取県の皆生温泉に宿泊するため、途中で蒜山高原と大山に立ち寄りました。
まずは岡山駅で車を借りて、山陽自動車道ー岡山自動車道ー中国自動車道ー米子自動車道を経て蒜山ICから蒜山高原の「ひるぜんジャージーランド」へ。
岡山から鳥取へは何度も行っているので、久しぶりのルートに懐かしさがこみあげる。慣れない道ではあるけど、いつもの道でもある。なんともいえないです。
いつも通過してしまう蒜山高原は、初めて訪れました。
岡山県の北部に位置し、鳥取県の県境に面した高原エリアで大山国立公園に指定されています。日本最大級のジャージー牛の産地としても有名。また、乗馬、サイクリング、登山、キャンプなどのレジャースポットとしても人気の高原リゾート。
ジャージー牛が放牧されている「ひるぜんジャージーランド」。
敷地内にはひまわり畑もあり、写真を撮る人たちで大いに賑わう。映えますな。
ゆっくり牛さんたちと戯れたかったのですが、とにかく蒸し暑くて歩く気力がわかず…。高原だからもっと涼しいかと思ってたのに。
しかも、この日は休日ということもあり、かなりの人で賑わっていて、ランチする場所がなかなか見つからなくて、結局ここでのランチは断念し次の目的地である大山寺に移動することにしました。
ちなみに、ひるぜん焼そばやジャージー牛の牛乳やチーズ、ソフトクリームなどが名物だそうです。
蒜山高原から大山寺へは、事前に調べて景色がいいという大山パークウェイを通るルートを選んだのですが、あいにくの曇り空で、まったく景色を堪能できませんでした(汗)。大山のすぐ近くを走ってたのにその姿を拝むこともできなくて残念。
晴れていれば、絶景を満喫できたようです↓。
https://www.env.go.jp/nature/nationalparks/list/daisen-oki/course/06/
ようやく大山寺に到着すると、時刻は午後3時。まずは腹ごしらえしようと、参道にある「田舎家」さんというカフェに入りました。
古民家風の素敵なカフェ。「ふるカフェ系ハルさんの休日」に登場しそう。
時間が時間なので軽いものにしようとホットドッグのセットを注文すると、ホットドッグ2つにサラダやぶどうジュースなど色々ついてて結構なボリューム感。
ソーセージもパンも柔らかくて優しいお味でした。写真、撮るの忘れた…。
お庭を眺めながらホッと一息。
店内を歩けば床がギシギシと音をたてて、まさに古民家。なんでも400年もの歴史がある大山寺の支院、寿福院をカフェにしたのだそう。また、今年3月に発生した記録的な暴風により屋根が壊滅的な被害を受け、カフェの営業ができなくなったこともあったとか。クラウドファンディングで修繕費用を集め、無事に屋根の修復が完了し営業することができたようです。
営業が再開されてよかった。偶然立ち寄ったカフェですが、素敵なお店でした。
写真を見ると、確かに屋根が修繕されたのがわかりますね。
この後、ホテルにチェックインする時間が迫っていたため、やむなく大山寺への参拝は断念。次回リベンジしに来ます。
ちなみに、大山寺は奈良時代に金蓮上人に依って開山された古刹で、山内寺院十ヶ院、重要文化財阿弥陀堂及び弥陀三尊を初め、宝物類も数多く残されているそうです。大山寺の周辺はゆっくり散策してみたい所がたくさんあり、お寺も含めてぜひ再訪したいです。
大山が少し見えました。
つづく。
行先は祖父母の故郷である島根県を中心に中国地方を3泊4日で。
うちの家族は飛行機にトラウマがあるので、いつも新幹線で岡山か広島か山口まで行き、レンタカーで島根を目指すのが定番。今回は岡山のルートにしました。
初日は鳥取県の皆生温泉に宿泊するため、途中で蒜山高原と大山に立ち寄りました。
まずは岡山駅で車を借りて、山陽自動車道ー岡山自動車道ー中国自動車道ー米子自動車道を経て蒜山ICから蒜山高原の「ひるぜんジャージーランド」へ。
岡山から鳥取へは何度も行っているので、久しぶりのルートに懐かしさがこみあげる。慣れない道ではあるけど、いつもの道でもある。なんともいえないです。
いつも通過してしまう蒜山高原は、初めて訪れました。
岡山県の北部に位置し、鳥取県の県境に面した高原エリアで大山国立公園に指定されています。日本最大級のジャージー牛の産地としても有名。また、乗馬、サイクリング、登山、キャンプなどのレジャースポットとしても人気の高原リゾート。
ジャージー牛が放牧されている「ひるぜんジャージーランド」。
敷地内にはひまわり畑もあり、写真を撮る人たちで大いに賑わう。映えますな。
ゆっくり牛さんたちと戯れたかったのですが、とにかく蒸し暑くて歩く気力がわかず…。高原だからもっと涼しいかと思ってたのに。
しかも、この日は休日ということもあり、かなりの人で賑わっていて、ランチする場所がなかなか見つからなくて、結局ここでのランチは断念し次の目的地である大山寺に移動することにしました。
ちなみに、ひるぜん焼そばやジャージー牛の牛乳やチーズ、ソフトクリームなどが名物だそうです。
蒜山高原から大山寺へは、事前に調べて景色がいいという大山パークウェイを通るルートを選んだのですが、あいにくの曇り空で、まったく景色を堪能できませんでした(汗)。大山のすぐ近くを走ってたのにその姿を拝むこともできなくて残念。
晴れていれば、絶景を満喫できたようです↓。
https://www.env.go.jp/nature/nationalparks/list/daisen-oki/course/06/
ようやく大山寺に到着すると、時刻は午後3時。まずは腹ごしらえしようと、参道にある「田舎家」さんというカフェに入りました。
古民家風の素敵なカフェ。「ふるカフェ系ハルさんの休日」に登場しそう。
時間が時間なので軽いものにしようとホットドッグのセットを注文すると、ホットドッグ2つにサラダやぶどうジュースなど色々ついてて結構なボリューム感。
ソーセージもパンも柔らかくて優しいお味でした。写真、撮るの忘れた…。
お庭を眺めながらホッと一息。
店内を歩けば床がギシギシと音をたてて、まさに古民家。なんでも400年もの歴史がある大山寺の支院、寿福院をカフェにしたのだそう。また、今年3月に発生した記録的な暴風により屋根が壊滅的な被害を受け、カフェの営業ができなくなったこともあったとか。クラウドファンディングで修繕費用を集め、無事に屋根の修復が完了し営業することができたようです。
営業が再開されてよかった。偶然立ち寄ったカフェですが、素敵なお店でした。
写真を見ると、確かに屋根が修繕されたのがわかりますね。
この後、ホテルにチェックインする時間が迫っていたため、やむなく大山寺への参拝は断念。次回リベンジしに来ます。
ちなみに、大山寺は奈良時代に金蓮上人に依って開山された古刹で、山内寺院十ヶ院、重要文化財阿弥陀堂及び弥陀三尊を初め、宝物類も数多く残されているそうです。大山寺の周辺はゆっくり散策してみたい所がたくさんあり、お寺も含めてぜひ再訪したいです。
大山が少し見えました。
つづく。
タグ:鳥取
第二の故郷<島根県・温泉津> [お出かけ]
先日のNHK「ふるカフェ系ハルさんの休日」に温泉津が登場!
タイトルは「島根・温泉津~華麗なる、大正モダンなカフェ」でした。
温泉津は「ゆのつ」と読みます。
島根県のほぼ中央で、出雲市の隣りに位置する大田市にある小さな港町。
世界遺産に登録された石見銀山の積み出し港として栄えた街並みは、
当時の面影を残していてノスタルジックな雰囲気が漂っています。
また、文字通り湯治客を癒してきた温泉地でもある温泉津。
温泉地としては初めて世界遺産に登録され、重要伝統建造物保存地区に
指定されています。
実はここ、我が祖父のふるさとなのです。
最後に訪れたのはコロナ前の2019年。
ハルさんで温泉津の街並みを見て、懐かしさがこみ上げてきました。
番組に登場したカフェは、「震湯カフェ内蔵丞(くらのじょう)」。
大正ロマンの木造洋館が素敵。
併設されている温泉「薬師湯」にはいつも立ち寄るのですが、カフェには
行ったことがなくて。
ハルさんも唸った店内の装飾や建物の歴史に、とても興味を持ちました。
次回温泉津に行く際には、ぜひカフェも利用したいです。
こちらは薬師湯。
日本温泉協会の天然温泉の審査で最高評価の「オール5」を受けた温泉です。
こちらは薬師湯から少し歩いたところにある、もう一つの外湯「元湯」。
とにかくお湯が熱いので、いつも少ししか浸かれません(苦笑)。
数年前にぬるめの湯船ができたらしいので、次回はそちらに入ろうかな。
石州瓦の屋根と昔懐かしい雰囲気が特徴的な街並み。
小さな温泉街には、神社やお寺などが点在しています。
こちらの龍御前神社では、毎週土曜日の夜に「石見神楽」を楽しむことが
できる「夜神楽」が開催されます。
前回久しぶりに石見神楽を見たら、あまりにもカッコよくて感動しました。
見たことがない方は必見です!
こちらは温泉津港。
近くにある櫛島は、海水浴やキャンプもできるレジャースポット。
温泉街からほど近いところにある「温泉津やきものの里」には、石州瓦が連なる
国内最大級の登り窯があります。
毎年春と秋に登り窯に火が入り、「やきもの祭」が開催されています。
「温泉津やきものの里・やきもの館」では、陶芸体験や地元の3つの窯元の作品を
購入することができます。
また、近くには窯元があるので、器好きな方には窯元巡りもオススメ。
素朴で鄙びた温泉街なのですが、私にとっては第二の故郷でもあり、
大好きな場所です。
思い出していたら、なんだか無性に行きたくなってしまいました。
★薬師湯とカフェについては、こちらをどうぞ。
http://www.yunotsu.com/cafe/
★「ふるカフェ系ハルさんの休日」は、こちらをどうぞ。
https://www.nhk.jp/p/furucafe/ts/W6Z2W3826N/episode/te/P8Z5PQ2XKX/
タイトルは「島根・温泉津~華麗なる、大正モダンなカフェ」でした。
温泉津は「ゆのつ」と読みます。
島根県のほぼ中央で、出雲市の隣りに位置する大田市にある小さな港町。
世界遺産に登録された石見銀山の積み出し港として栄えた街並みは、
当時の面影を残していてノスタルジックな雰囲気が漂っています。
また、文字通り湯治客を癒してきた温泉地でもある温泉津。
温泉地としては初めて世界遺産に登録され、重要伝統建造物保存地区に
指定されています。
実はここ、我が祖父のふるさとなのです。
最後に訪れたのはコロナ前の2019年。
ハルさんで温泉津の街並みを見て、懐かしさがこみ上げてきました。
番組に登場したカフェは、「震湯カフェ内蔵丞(くらのじょう)」。
大正ロマンの木造洋館が素敵。
併設されている温泉「薬師湯」にはいつも立ち寄るのですが、カフェには
行ったことがなくて。
ハルさんも唸った店内の装飾や建物の歴史に、とても興味を持ちました。
次回温泉津に行く際には、ぜひカフェも利用したいです。
こちらは薬師湯。
日本温泉協会の天然温泉の審査で最高評価の「オール5」を受けた温泉です。
こちらは薬師湯から少し歩いたところにある、もう一つの外湯「元湯」。
とにかくお湯が熱いので、いつも少ししか浸かれません(苦笑)。
数年前にぬるめの湯船ができたらしいので、次回はそちらに入ろうかな。
石州瓦の屋根と昔懐かしい雰囲気が特徴的な街並み。
小さな温泉街には、神社やお寺などが点在しています。
こちらの龍御前神社では、毎週土曜日の夜に「石見神楽」を楽しむことが
できる「夜神楽」が開催されます。
前回久しぶりに石見神楽を見たら、あまりにもカッコよくて感動しました。
見たことがない方は必見です!
こちらは温泉津港。
近くにある櫛島は、海水浴やキャンプもできるレジャースポット。
温泉街からほど近いところにある「温泉津やきものの里」には、石州瓦が連なる
国内最大級の登り窯があります。
毎年春と秋に登り窯に火が入り、「やきもの祭」が開催されています。
「温泉津やきものの里・やきもの館」では、陶芸体験や地元の3つの窯元の作品を
購入することができます。
また、近くには窯元があるので、器好きな方には窯元巡りもオススメ。
素朴で鄙びた温泉街なのですが、私にとっては第二の故郷でもあり、
大好きな場所です。
思い出していたら、なんだか無性に行きたくなってしまいました。
★薬師湯とカフェについては、こちらをどうぞ。
http://www.yunotsu.com/cafe/
★「ふるカフェ系ハルさんの休日」は、こちらをどうぞ。
https://www.nhk.jp/p/furucafe/ts/W6Z2W3826N/episode/te/P8Z5PQ2XKX/
赤間神宮 [お出かけ]
昨日放送の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の舞台は壇ノ浦でしたね。
歴史の授業でも習った源平合戦最後の場所は、現在の関門海峡に
位置するそうです。
私も4年ほど前に観光で訪れました。
写真は門司港から下関へ渡る船上から撮影したもの。
手前に船の手すりが写り込んでる…(汗)。
この穏やかな海で、凄まじい戦が行われたなんて。
今では信じられないです。
私は行ってないのですが、下関側に壇ノ浦古戦場跡という場所が
あるそうです。
詳細はこちらをどうぞ。
https://yamaguchi-tourism.jp/spot/detail_15266.html?msclkid=41469244cf4911ecb85b69d71b0b5dae
大河ドラマでも描かれていましたが、壇ノ浦の戦いで平家一門と共に入水し、
わずか8歳で生涯を終えられた安徳天皇。
壇ノ浦を一望できる場所に、安徳天皇が祀られている赤間神宮があります。
こちらは赤間神宮を象徴する水天門。
竜宮城のようなたたずまいは、インスタ映えスポットとしても
近年人気があるようです。
私が訪れた時はコロナ前で、海外からの観光客がキャーキャー
言いながら写真撮影しておりました。
確かに見た目が美しいので写真映えしてテンションが上がるのは
わかります。
ただ、あくまでも神社という神聖な場所だということを理解して
頂きたいなと思ったことを思い出しました。
隙間から海を望む。対岸は門司。
境内には安徳天皇阿弥陀寺御陵、平家一門の墓、七盛塚(ななもりづか)、
ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の怪談で有名な「耳なし芳一」の木像が
祭られている芳一堂、「長門本平家物語」「源平合戦図」など貴重な資料の
ある宝物殿等があります。
赤間神宮の詳細はこちらをどうぞ。
http://www.tiki.ne.jp/~akama-jingu/
こちらはオマケ。下関の唐戸市場。
歴史の授業でも習った源平合戦最後の場所は、現在の関門海峡に
位置するそうです。
私も4年ほど前に観光で訪れました。
写真は門司港から下関へ渡る船上から撮影したもの。
手前に船の手すりが写り込んでる…(汗)。
この穏やかな海で、凄まじい戦が行われたなんて。
今では信じられないです。
私は行ってないのですが、下関側に壇ノ浦古戦場跡という場所が
あるそうです。
詳細はこちらをどうぞ。
https://yamaguchi-tourism.jp/spot/detail_15266.html?msclkid=41469244cf4911ecb85b69d71b0b5dae
大河ドラマでも描かれていましたが、壇ノ浦の戦いで平家一門と共に入水し、
わずか8歳で生涯を終えられた安徳天皇。
壇ノ浦を一望できる場所に、安徳天皇が祀られている赤間神宮があります。
こちらは赤間神宮を象徴する水天門。
竜宮城のようなたたずまいは、インスタ映えスポットとしても
近年人気があるようです。
私が訪れた時はコロナ前で、海外からの観光客がキャーキャー
言いながら写真撮影しておりました。
確かに見た目が美しいので写真映えしてテンションが上がるのは
わかります。
ただ、あくまでも神社という神聖な場所だということを理解して
頂きたいなと思ったことを思い出しました。
隙間から海を望む。対岸は門司。
境内には安徳天皇阿弥陀寺御陵、平家一門の墓、七盛塚(ななもりづか)、
ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の怪談で有名な「耳なし芳一」の木像が
祭られている芳一堂、「長門本平家物語」「源平合戦図」など貴重な資料の
ある宝物殿等があります。
赤間神宮の詳細はこちらをどうぞ。
http://www.tiki.ne.jp/~akama-jingu/
こちらはオマケ。下関の唐戸市場。
パーラー江古田 [お出かけ]
江古田にある人気のパン屋さん「パーラー江古田」。
先日久しぶりに行ってきました。
パン屋さんというより、ブーランジェリーという言い方の方が
似合う様なお洒落なお店。
相変わらずの大人気で、小雨交じりという天候にも関わらず、
お店の前には行列ができておりました。
テイクアウトのみも可能ですが、古民家風の素敵な雰囲気の
店内で頂くのがいいのです。
ここのパンは店内の臼でひかれているのも特徴的。
今回はパニーニというサンドイッチから、チキンとまいたけの
オーブン焼きをチョイス。
パンは色々な種類の中から選べるのですが、これが毎回迷う。
悩んだ挙句、レーズン酵母の食パンにしました。
ハード系のパンが多い中、比較的柔らかめのパンで、無油・無糖の
シンプルさが好み。
パンは大好きなのですが、小麦粉をたくさん摂るとお腹が重く
なるので、全粒粉やハード系のパンが好きです。
相変わらずの美味しさ!
シンプルなパンに、チキンとまいたけの味が引き立ちます。
他にキッシュなどのメニューもあり、そちらも美味しそうでした。
家の近所にこういうお店があったら、焼きたてのパンを頂けて
最高でしょうね。羨ましい。
余談ですが、店内に流れている音楽が個性的。
どこの国の言葉なのかわからず、とても気になりました。
先日久しぶりに行ってきました。
パン屋さんというより、ブーランジェリーという言い方の方が
似合う様なお洒落なお店。
相変わらずの大人気で、小雨交じりという天候にも関わらず、
お店の前には行列ができておりました。
テイクアウトのみも可能ですが、古民家風の素敵な雰囲気の
店内で頂くのがいいのです。
ここのパンは店内の臼でひかれているのも特徴的。
今回はパニーニというサンドイッチから、チキンとまいたけの
オーブン焼きをチョイス。
パンは色々な種類の中から選べるのですが、これが毎回迷う。
悩んだ挙句、レーズン酵母の食パンにしました。
ハード系のパンが多い中、比較的柔らかめのパンで、無油・無糖の
シンプルさが好み。
パンは大好きなのですが、小麦粉をたくさん摂るとお腹が重く
なるので、全粒粉やハード系のパンが好きです。
相変わらずの美味しさ!
シンプルなパンに、チキンとまいたけの味が引き立ちます。
他にキッシュなどのメニューもあり、そちらも美味しそうでした。
家の近所にこういうお店があったら、焼きたてのパンを頂けて
最高でしょうね。羨ましい。
余談ですが、店内に流れている音楽が個性的。
どこの国の言葉なのかわからず、とても気になりました。
桜の花、舞い上がる秩父・長瀞へ② [お出かけ]
長瀞といえば、川岸に広がる岩畳や荒川のライン下りが有名。
ライン下り、気持ちよさそう。
対岸には「秩父赤壁」と呼ばれる岩壁がそびえ立っているのですが、
崩れた後がありました。
思ったよりも観光客がいるように思いましたが、コロナ前に比べると
やはり少ないです。
ゴールデンウイークには、また以前のような活気が戻るでしょうか。
長瀞を後にして、再び秩父へ。
そういえば、秩父界隈はアニメの巡礼スポットとなっているようで、
あちらこちらでアニメのポスターなどを目にします。
私は見たことがないのですが、秩父を舞台にしたアニメ作品がいくつか
あるようで、「空の青さを知る人よ」という作品が気になる。
さて、こちらは秩父神社。
三峯神社、宝登山神社と共に秩父三社の一つ。
冬の「秩父夜祭」でも有名な神社です。
残念ながら、現在は御本殿が改修工事中でした。
左甚五郎による彫刻が素晴らしいので、久しぶりに見たかったのですが。
写真は以前撮影したもの。
そして、秩父といえばレトロ建物好きにはたまらない町。
歩いていると古めかしい建物が目につき、郷愁を誘います。
こちらは小池煙草店。
今回訪れた際には工事中でしたので、以前撮った写真です。
こちらは味噌漬けが有名な安田屋さん。
秩父を訪れた際はいつも豚の味噌漬けを購入します。
今回ももちろん購入。安定の美味しさでした。
牛肉や猪肉の味噌漬けもあります。
こちらはパリ―食堂。
写真は以前撮ったものですが、現在も営業中でした。
まだ入ったことがないので、一度行ってみたいです。
そして、珈琲道ぢろばた。
毎回必ず立ち寄る珈琲店です。
こだわりのマスターがいるお店で、メニューはコーヒーのみ。
コーヒー一筋のマスターがコーヒーのことを色々教えてくださいます。
前回訪れた際に、終活をしているとおっしゃっていたので、お店が
営業しているのか心配だったのですが、健在でした!
マスターは、なんといいますか、浮ついたところがなくて、人生を
コーヒーに捧げているような、命をかけているような感じの方で。
うかつに「コーヒー一筋なんて素敵ですよね~」なんてことは言えないのです。
今回は以前の様にコーヒーのお話をあまり聞くことができなかったのが残念。
また伺います。
久しぶりの秩父・長瀞は、以前と全く同じではなく。
少しずつ変わっていくことは、良くも悪くも致し方なし、でしょうか。
けれど、やっぱり大好きな場所だなとしみじみ思いました。
秩父の町を見下ろす武甲山も、少しずつ姿を変えながら佇んでおりました。
また来ます。
ライン下り、気持ちよさそう。
対岸には「秩父赤壁」と呼ばれる岩壁がそびえ立っているのですが、
崩れた後がありました。
思ったよりも観光客がいるように思いましたが、コロナ前に比べると
やはり少ないです。
ゴールデンウイークには、また以前のような活気が戻るでしょうか。
長瀞を後にして、再び秩父へ。
そういえば、秩父界隈はアニメの巡礼スポットとなっているようで、
あちらこちらでアニメのポスターなどを目にします。
私は見たことがないのですが、秩父を舞台にしたアニメ作品がいくつか
あるようで、「空の青さを知る人よ」という作品が気になる。
さて、こちらは秩父神社。
三峯神社、宝登山神社と共に秩父三社の一つ。
冬の「秩父夜祭」でも有名な神社です。
残念ながら、現在は御本殿が改修工事中でした。
左甚五郎による彫刻が素晴らしいので、久しぶりに見たかったのですが。
写真は以前撮影したもの。
そして、秩父といえばレトロ建物好きにはたまらない町。
歩いていると古めかしい建物が目につき、郷愁を誘います。
こちらは小池煙草店。
今回訪れた際には工事中でしたので、以前撮った写真です。
こちらは味噌漬けが有名な安田屋さん。
秩父を訪れた際はいつも豚の味噌漬けを購入します。
今回ももちろん購入。安定の美味しさでした。
牛肉や猪肉の味噌漬けもあります。
こちらはパリ―食堂。
写真は以前撮ったものですが、現在も営業中でした。
まだ入ったことがないので、一度行ってみたいです。
そして、珈琲道ぢろばた。
毎回必ず立ち寄る珈琲店です。
こだわりのマスターがいるお店で、メニューはコーヒーのみ。
コーヒー一筋のマスターがコーヒーのことを色々教えてくださいます。
前回訪れた際に、終活をしているとおっしゃっていたので、お店が
営業しているのか心配だったのですが、健在でした!
マスターは、なんといいますか、浮ついたところがなくて、人生を
コーヒーに捧げているような、命をかけているような感じの方で。
うかつに「コーヒー一筋なんて素敵ですよね~」なんてことは言えないのです。
今回は以前の様にコーヒーのお話をあまり聞くことができなかったのが残念。
また伺います。
久しぶりの秩父・長瀞は、以前と全く同じではなく。
少しずつ変わっていくことは、良くも悪くも致し方なし、でしょうか。
けれど、やっぱり大好きな場所だなとしみじみ思いました。
秩父の町を見下ろす武甲山も、少しずつ姿を変えながら佇んでおりました。
また来ます。
タグ:秩父
桜の花、舞い上がる秩父・長瀞へ① [お出かけ]
久しぶりに秩父、長瀞へ行ってきました。
コロナ前は毎年桜の季節に訪れていたのですが、ここ三年ほどは
なかなか行くことができなかったので、嬉しい再訪です。
秩父までは池袋から特急Laview(ラビュー)でおよそ80分で
着いてしまいます。
昔は遠く感じていた秩父が近く感じます。
特急Laviewの特徴は、まず窓の大きさ!
座席もゆったりしていて、黄色を基調にしたインテリアがとても
落ち着く空間となっています。
車窓を流れる景色を眺めていると、あっという間に秩父に到着。
ここでの散策は後にして、徒歩で5分ほどの場所にある御花畑駅から
秩父鉄道に乗り、まずは桜を見に長瀞へ。
そういえば、3年前に訪れた際はまだスイカが使えなかったのですが、
今回は使えるようになってました!
さて、長瀞といえば岩畳が有名ですが、桜の名所でもあるのです。
北桜通りの桜並木はまさに桜のトンネル!
残念ながら満開は過ぎていましたが、なんとか間に合いました。
これは何のお花なのでしょう?鮮やかなピンク色が素敵。
なぜか突然紅葉が出現!一気に季節が秋になったみたい(苦笑)。
さらに、雪柳で雪!?
まるで冬まで進んだみたいです(笑)。
なーんて。雪柳は春のお花なんですけどね。
桜以外にも色とりどりのお花を楽しむことができて、とても
気持ちの良いお散歩でした。
続く。
コロナ前は毎年桜の季節に訪れていたのですが、ここ三年ほどは
なかなか行くことができなかったので、嬉しい再訪です。
秩父までは池袋から特急Laview(ラビュー)でおよそ80分で
着いてしまいます。
昔は遠く感じていた秩父が近く感じます。
特急Laviewの特徴は、まず窓の大きさ!
座席もゆったりしていて、黄色を基調にしたインテリアがとても
落ち着く空間となっています。
車窓を流れる景色を眺めていると、あっという間に秩父に到着。
ここでの散策は後にして、徒歩で5分ほどの場所にある御花畑駅から
秩父鉄道に乗り、まずは桜を見に長瀞へ。
そういえば、3年前に訪れた際はまだスイカが使えなかったのですが、
今回は使えるようになってました!
さて、長瀞といえば岩畳が有名ですが、桜の名所でもあるのです。
北桜通りの桜並木はまさに桜のトンネル!
残念ながら満開は過ぎていましたが、なんとか間に合いました。
これは何のお花なのでしょう?鮮やかなピンク色が素敵。
なぜか突然紅葉が出現!一気に季節が秋になったみたい(苦笑)。
さらに、雪柳で雪!?
まるで冬まで進んだみたいです(笑)。
なーんて。雪柳は春のお花なんですけどね。
桜以外にも色とりどりのお花を楽しむことができて、とても
気持ちの良いお散歩でした。
続く。
桜が町彩る季節 [お出かけ]
今年も桜の季節になりました。
お散歩しながら桜を愛でてまいりましたので、少しばかり共有。
日曜日はあいにくのお天気でしたが、かえって幻想的な雰囲気に。
昨日は打って変わって青空に。
桜って、どんなお天気にも似合う。
お散歩しながら桜を愛でてまいりましたので、少しばかり共有。
日曜日はあいにくのお天気でしたが、かえって幻想的な雰囲気に。
昨日は打って変わって青空に。
桜って、どんなお天気にも似合う。
遠くへ行きたい [お出かけ]
最近忙しすぎて、全然余裕がないのです。
こういう時は、ブログを書いてもネガティブな言葉がとめどなく溢れて
しまいそうなので、書かない方がいいのかなと思ったり。
とにかく現実から離れて遠くへ行きたいと、あてもなく歩いてみました。
行きついたのは川沿いの道。
桜の季節に訪れて以来なので、久しぶり。
水が流れる音や気持ちよさそうに水面を泳いでる鴨さんを眺めていたら、
少し気持ちが落ち着いてきました。
やはり自然に触れるのって大事。
歩きながら、「遠くへ行きたい」という曲が脳内再生されました。
そういえば中学生の頃、アメリカ人の英語の先生がいつもこの曲を
口ずさんでいたっけ。
知らない街を歩いてみたい
どこか遠くへ行きたい
なんとも郷愁を誘うメロディー。
先生はなぜいつもこの曲を口ずさんでいたのだろう。
遠い異国の地で、なにか思うところがあったのでしょうか。
ああ、私も遠くへ行きたい。
旅に出たのはコロナ禍の前なので、もう二年ぐらいどこにも行っていない。
そろそろ我慢の限界です。
来年こそは旅に出よう!
そう心に誓って、川沿いの道を後にしたのでした。
こういう時は、ブログを書いてもネガティブな言葉がとめどなく溢れて
しまいそうなので、書かない方がいいのかなと思ったり。
とにかく現実から離れて遠くへ行きたいと、あてもなく歩いてみました。
行きついたのは川沿いの道。
桜の季節に訪れて以来なので、久しぶり。
水が流れる音や気持ちよさそうに水面を泳いでる鴨さんを眺めていたら、
少し気持ちが落ち着いてきました。
やはり自然に触れるのって大事。
歩きながら、「遠くへ行きたい」という曲が脳内再生されました。
そういえば中学生の頃、アメリカ人の英語の先生がいつもこの曲を
口ずさんでいたっけ。
知らない街を歩いてみたい
どこか遠くへ行きたい
なんとも郷愁を誘うメロディー。
先生はなぜいつもこの曲を口ずさんでいたのだろう。
遠い異国の地で、なにか思うところがあったのでしょうか。
ああ、私も遠くへ行きたい。
旅に出たのはコロナ禍の前なので、もう二年ぐらいどこにも行っていない。
そろそろ我慢の限界です。
来年こそは旅に出よう!
そう心に誓って、川沿いの道を後にしたのでした。
根津神社 [お出かけ]
久しぶりに根津神社を訪れました。
根津神社は今から千九百年余の昔、日本武尊が千駄木の地に創祀したと
伝えられ、文明年間には太田道灌が社殿を奉建。
その後、五代将軍徳川綱吉によって現在の社殿が建てられたそう。
1706年に完成した権現造りの本殿・幣殿・拝殿・唐門・西門・透塀・
楼門の全てが欠けずに現存し、国の重要文化財に指定されています。
また、根津神社といえば、つつじまつりが有名。
赤やピンクなどの色鮮やかな景色が、とても美しいです。
今年は残念ながら中止だったようなので、来年こそは開催されることを
願っています。
表参道の入り口。
楼門。
社殿。
乙女稲荷神社に続く赤い鳥居。
そして、こちら。
ごく普通の水飲み場かと思いきや、なんと森鷗外奉納の石なのです。
裏側に「陸軍医監 森林太郎(鷗外の本名)」の銘があり、これは
日露戦争戦利砲弾を飾るための台座だそう。
さらに、こちらの一見何の変哲もない石。
なんと夏目漱石先生や鷗外先生が腰かけて想を練ったとされる石で、
その名も「文豪憩いの石」。
初めて知った時は感動して、恐る恐る腰かけました。
漱石先生や鷗外先生が腰かけた石に自分も座っていると思うと、
想を練るどころではありません(苦笑)。
それにしても、神社に行くと気持ちがスーッと軽くなるというか、
モヤモヤしていたものが少し晴れたような気がしました。
また訪れたいです。
根津神社は今から千九百年余の昔、日本武尊が千駄木の地に創祀したと
伝えられ、文明年間には太田道灌が社殿を奉建。
その後、五代将軍徳川綱吉によって現在の社殿が建てられたそう。
1706年に完成した権現造りの本殿・幣殿・拝殿・唐門・西門・透塀・
楼門の全てが欠けずに現存し、国の重要文化財に指定されています。
また、根津神社といえば、つつじまつりが有名。
赤やピンクなどの色鮮やかな景色が、とても美しいです。
今年は残念ながら中止だったようなので、来年こそは開催されることを
願っています。
表参道の入り口。
楼門。
社殿。
乙女稲荷神社に続く赤い鳥居。
そして、こちら。
ごく普通の水飲み場かと思いきや、なんと森鷗外奉納の石なのです。
裏側に「陸軍医監 森林太郎(鷗外の本名)」の銘があり、これは
日露戦争戦利砲弾を飾るための台座だそう。
さらに、こちらの一見何の変哲もない石。
なんと夏目漱石先生や鷗外先生が腰かけて想を練ったとされる石で、
その名も「文豪憩いの石」。
初めて知った時は感動して、恐る恐る腰かけました。
漱石先生や鷗外先生が腰かけた石に自分も座っていると思うと、
想を練るどころではありません(苦笑)。
それにしても、神社に行くと気持ちがスーッと軽くなるというか、
モヤモヤしていたものが少し晴れたような気がしました。
また訪れたいです。