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ごとばんさん [テレビ・映画・演劇など]

「鎌倉殿の13人」ロスが続く中、後鳥羽上皇について思い出したことがあります。

最終回で描かれた様に、承久の乱で敗れた後鳥羽上皇は隠岐の島に流されました。
隠岐に行く途中、嵐のため、とある島に漂着した上皇は、世話になったお礼にと古老へ櫛をあげました。そのことから、島は「櫛島」と名付けられたそうです。

以前の記事でも触れましたが、櫛島は我が祖父母の故郷、島根県の温泉津にあります。あの櫛島に上皇様がいらしたのかと思うと、なかなかに感慨深いです。

都に帰ることは叶わないまま隠岐の島で生涯を閉じた上皇ですが、島民からは「ごとばんさん」と慕われ、亡くなった際には、人々はほこらを建てて祀り、火葬を行った場所には御火葬塚をつくったそうです。

大河ドラマでは悪人キャラでしたけれど、実は悪い人ではなかったのかも。
彼もまた、権力闘争に巻き込まれた犠牲者だったのかもしれませんね。

総集編で再会する時には、尾上松也さん(後鳥羽上皇)を、もう少し優しい眼差しで見てみよう(笑)。

櫛島についての以前の記事は、こちらをどうぞ。
https://tsukimisou-rock.blog.ss-blog.jp/2022-09-17

隠岐と上皇様については、こちらをどうぞ。
https://www.pref.shimane.lg.jp/admin/seisaku/koho/esque/2019/shimanesque113/1.html

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