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コードEのマイナー調で [フジファブリック]

フジファブリックの野音ライブの余韻が醒めやらず。
あれから配信アーカイブを見ては、夢の世界に浸っておりました。

2006年の野音もセットリストが最高で、最初から最後まで通しで観ないと気が済まないぐらいお気に入りなのですが、今回のセットリストもツアータイトルにピッタリ合っていて最高すぎる。
何度も見返したくなる宝物のようなライブでした。

昨夜アーカイブを観ながら途中で寝落ちしてしまったので、最後にもう一度と思いアクセスしたところ、既に配信終了していてガッカリ…。総君がパッケージ化されるかもと言ってたので、ぜひともお願いしたいです!もう一度いや何度でも観たい!

どの曲も聴けば聴くほど味わい深くて、曲自体はもちろんCDでも聴けるけれど、やはり野音のライブでの音がよいのです。それに、メンバーがわちゃわちゃ仲良くやり取りしてるのも癒される(笑)。

メンバーのことがますます好きになり、と同時に志村君のこともますます好きになりました。

今回の野音では、2006年の野音でも演奏した曲が何曲がありましたが、今日は「モノノケハカランダ」をピックアップ。
初めてこの曲を聴いた時の衝撃と言ったら!
わけがわからないけど、とにかく勢いがあってギターがカッコイイ!
フジファブリックって、やっぱりタダモノじゃないと思ったのでした。

そういえば「ハカランダ」の意味がわからなくて、思わず調べてしまったっけ。
ブラジリアンローズウッドというギターの木材で、非常に希少で高価らしいです。
ローズウッドといえばアロマでもお馴染みの香りなので、ギターとアロマに関連があるということで、とても興味深いと思いました。
木目が動物的なところから「モノノケ」という発想になったのでしょうか?
志村君に聞いてみたかったです。

モノノケ達が奏でるキレッキレの曲「モノノケハカランダ」。


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フジファブリックの野音は神がかっていた [フジファブリック]

7月30日(土)晴れ。
「フジファブリックLIVE TOUR 2022 ~From here~」のツアーファイナル、日比谷野外大音楽堂公演に参加しました!
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2006年5月3日に開催されたフジファブリックの野音ライブの映像が私の中のベストライブ殿堂入りぐらい大好きで。
野音でフジファブリックのライブを観るのが夢でした。
その夢がとうとう叶ったのです…!

そもそも一番好きなライブ会場が日比谷野外大音楽堂なので、その場所で好きなアーティストのライブを観ることができるのは、私にとってこの上なく幸せなこと。
それだけでも幸せ過ぎるのですが、席がBブロック最前列で実質前から5列目という、自分が参加した野音ライブの中では一番の神席だったので、始まる前から舞い上がっておりました。

数え切れないほど見た2006年の野音ライブの映像では、ステージに登場したメンバーの少し緊張したような表情や、緊張と嬉しさを湛えたような表情で1曲目の「桜の季節」を歌い始めた志村君の姿が目に焼き付いている。

今回のライブでは「LOVE YOU」からのスタート。
なぜだかわからないけど、「桜の季節」じゃなくてホッとする。
ステージに登場した総君、ダイちゃん、加藤さん、玉田豊夢さん。
笑みを浮かべたメンバーの表情を目にして、自分が現実の中にいることを実感しました。

続けて「SUPER!!」「楽園」「東京」「スワン」が演奏され、楽器の音が体に響くのを感じながら、今のフジファブリックの音楽を聴くことができる幸せを嚙みしめる。

「桜の季節」「モノノケハカランダ」と、当時の曲も演奏してくれました。
「モノノケハカランダ」では、久々に総君がギターの背面弾きを披露!
と思ったら、すぐやめちゃったけど(苦笑)。
そういえば、もう背面弾きはキツイと言ってたっけ。
この曲を初めて聴いた時、なんて変わった曲なんだと思ったのですが、聴けば聴くほどカッコイイし、やっぱり変(笑)。
こういう曲を作れるフジファブリックってどうかしてます(いい意味で)。

変わった曲といえば「LET'S GET IT ON」も謎です。
何をいってるかよくわかりません。
でも、フジファブリックの場合ヘンテコな曲でも演奏がめちゃくちゃカッコイイ。

そして、Feverman。
初めて聴いた時はかなり衝撃的で、しかもライブでファンの方達が盆踊りのような手振りをしていて、加藤さんまで踊っていた光景に驚きました。
申し訳ないけど、私には無理だな…とその時は思っていたのですが。
今回、何の抵抗もなく手振りをしている自分がいました(苦笑)。しかも、楽しい!
加藤さんの美しい所作をお手本にしながら、すっかりFevermanワールドにはまっていたのでした。

ライブって不思議ですね。
CDで聴いた時よりも、曲が何倍も生きてくる。
そんな曲達がたくさんありました。

「東京」の間奏部分でギター⇒ベース⇒キーボード⇒ドラム⇒ギターと繋いでいくところが大好きで、カッコよさも倍増!
フジファブリックの曲って、歌だけじゃなくそれぞれの楽器の聴かせどころがちゃんとあるのがいい。
「STAR」はイントロが鍵盤から始まって、より一層ドラマチックな始まり方になっていて、この曲を聴くと無条件で光を感じるというか。
2011年にここからバンドを続けていくという気持ちで作った曲だと言っていたけど、この曲が生まれたことはバンドにとって非常に大きかったのだと思います。

「星降る夜になったら」では、ちょっとしたハプニングが。
途中で総君の声が聴こえずらくなり、何やらイヤモニをゴソゴソしている。
自分の声が聴こえなくなってしまったのかな?これもまたライブならでは。

そういえば、MCで総君が言っていた。
今回のツアータイトル「From here」には、ここからまた新しい光を作っていきたいという思いや願いをこめたと。
セットリストを見て納得。

ラストは「虹」で締め。
フジファブリックの曲で一番好きな曲と言われても一つには絞れないけど、この曲は間違いなく私の中のトップ5に入るぐらい好き。
志村君が野音で歌っていたのも、総君が今回歌ってくれたのも、ずっと心の中で鳴り響いていくことでしょう。

「フジファブリックのライブや音楽はあなたの心の居場所です。フジファブリックはあなたの心の居場所をこれからもずっとずっと作り続けていきます」と約束してくれた総君。ありがとう!このライブで間違いなく光を感じました。

この日は本当に暑くて見る方も汗だくだったけど、演奏する方も汗だくな様子。
ダイちゃんは汗で鍵盤が濡れて電源が落ちるかと思ったと言ってました(笑)。なんとなくダイちゃんの目力がいつも以上に強かった気がする。
グッズ紹介コーナーでは、往年の雄たけびが聞けて嬉しかったです(笑)。

加藤さんは涼しそうな顔をしてると思ったら、やはり汗だくだったようで途中でジャケット脱いでました(笑)。このツアーでグッズのポーチからご当地名物を出すネタが生まれたようで。まさか加藤さんから「フロムヒア~!」という雄たけびが聞けるとは思ってもみなかったです(笑)。

豊夢さんは浩次先生の時は最年少ですが、フジのライブでは兄貴のような優しい眼差しでメンバーを見守っている印象。豊夢さんのドラムって、しなやかさと柔らかさがあって唯一無二な気がします。さすが日本代表!
素手で叩くのを間近で見ることができて、思わず見惚れてしまいました。

これまで参加した野音ライブは秋が多くて、演奏の合間に虫の声が聴こえて風情を感じるのですが、夏はセミの声が聴こえてセミとセッション。それはそれでいいものですね。
日が傾きかけた頃は汗がとまらなかったけど、だんだん夜風にかわってくると少し心地よくなって。
そういう空気感も野音ならでは。

2006年5月3日の野音ライブが最高だと言いましたが、今回も私にとって思い出深い最高のライブになりました。フジファブリックには志村君という人が欠かせないということも毎回感じるのですが、それと同時にバンドが一歩ずつ前進していることも実感しました。

夢のような時間が終わって、今はすっかり現実に戻っています。
でも、大丈夫。総君が約束してくれたから。
これからもフジファブリックと皆さんに光あれ!
そして、いつかまた野音でフジファブリックに会えます様に。
ツアーファイナル、本当にお疲れ様でした!!

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ライブ中に飛んできた銀テープ。ステッカーの林檎の形に合わせてみました。

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Birthday [フジファブリック]

志村君、お誕生日おめでとうございます!

快晴の空を見上げながら、下吉田の空へ思いを馳せました。

そして、総君のツイート。

ギターの音色が優しく心に染みました。

きっと志村君にも届いているだろうな。

子供の頃に描いていた自分の未来と現実のギャップに、

どうしようもなく落ち込んでしまうこともあるけれど。

それでも明日があるさと思えるのは、志村君の歌があるから。

ありがとう!

どうか素敵な夜になりますように。



タグ:志村正彦
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富士吉田再訪記①<下吉田駅> [フジファブリック]

桜の季節には少し早い頃、再び富士吉田を訪れました。

志村君の故郷だからというのはもちろん、歩いていると心が落ち着く
場所で、とても好きになってしまいました。

私を富士吉田に連れて行ってくれるのは、今回も富士回遊。
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新宿駅から大月駅まではJR、その先は富士急行線となるこの列車。
大月を過ぎて、どんどん富士山が近くに見えるようになると、
「沿線で一番富士山がキレイに見えるスポットです」というアナウンスが。
そうなると、乗客はこぞって窓の外に大きく見える富士山を撮影。
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本当にキレイ!
車内アナウンス、ありがとうございます!

そして、列車は下吉田駅へ到着。
前回は気づかなかったのですが、ここは標高が753メートルもあり、
自分が住んでいる所より高いことを再認識しました。
どうりで空気が違うと感じたんですよね。
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そして、ホームにある志村君のパネルにご挨拶。
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前回、待合室に貼ってあったポスターはもうありませんでした。
こちらがそのポスター。
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ホームから駅の改札へは線路を渡るのですが、改札のすぐそばに
コインロッカーがあるのを発見。
屋根の上に富士山の頭がちょこっと見えます(笑)。
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こちらが正面から見た下吉田駅。お洒落。
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駅のすぐ隣にある下吉田俱楽部はクローズしてました。
しばらく臨時休業のようです。
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線路沿いから駅のホームに目をやると、志村君のパネルが見えます。
なんか嬉しい。
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こちらは下吉田駅に展示されている「フジサン特急2000系」。
平成14年2月~平成28年2月の14年間運行されていた車両だそうです。
(車内には入れません。)
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駅だけでも見ごたえありますね。
下吉田駅の詳細は、こちらをどうぞ。
https://www.fujikyu-railway.jp/station/timetable.php?no=14

つづく。

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山内総一郎「歌者-utamono-」ライブ [フジファブリック]

総君の「歌者-utamono-」ライブから、もう1ヶ月経つなんて。
時が過ぎるのは本当に早い。

ここのところライブは配信が定番になっていたのですが、あの日は
久しぶりに会場へ足を運びました。

会場は、昭和女子大学人見記念講堂。
個人的にも思い出のある場所で総君のライブを観ることができるとは、
とても感慨深かったです。
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講堂の入口にあるトルストイの像。
何度か訪れているのに、今まで気づきませんでした。
以前、「アンナ・カレーニナ」「戦争と平和」を読んだことがあります。
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こちらは会場に貼ってあった当日のライブのポスター。
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席に着いた時にふわっと懐かしい匂いがしました。
古い建物特有の、好きな匂い。
この場所で総君がライブすることを嬉しく思いました。

ステージ中央には大きなシャンデリア。それだけでも圧倒的な存在感。
登場した総君は、最初ギターを持たずにマイクのみの姿で新鮮でした。
ソロライブ第一弾ということで、どのタイミングでスタンディングや
手拍子をすればいいのか、最初はそんな戸惑いが会場内に漂っていた
のですが、総君が自ら誘導してくれたおかげで、どんどん盛り上がって
いきました。

ライブは1stソロアルバム「歌者 -utamono-」からの選曲がメイン。
もしかしたらフジファブリックの曲も少し演奏するのかなと思った
のですが、ありませんでした。
それはそうですよね。

そういえば、初めて聴く曲が2曲あると思ったら、他の人に提供した曲の
セルフカバーでした。
中島愛さんへの「サタデー・ナイト・クエスチョン」と花澤香菜さん
への「マイ・ソング」。
こういう機会がないと知らないままだったので、聴けてよかったです。

それから、カバー曲を弾き語りで披露。
ラインナップはスピッツ、民生さん、THE YELLOW MONKEY、くるり。
それぞれのアーティストや曲に思い入れがあるということでの選曲だった
ようですが、曲名がスピッツの「チェリー」しかわからなかった…(汗)。
いつか映像化して頂きたいです!

バンドメンバーの紹介では、それぞれの方との馴れ初めを披露。
和気あいあいとした雰囲気で、チームワークがバッチリ。
一夜限りだなんて、もったいないぐらい。

名越さんは、浩次先生の全国ツアーに同行していて、たしか前日は高知、
翌日は徳島というスケジュールの間にこのライブへの参加だったのですね。
すごいハードスケジュールだし、違うアーティストの曲なのに、すぐに
切り替えができるなんて、さすがプロ!さすがギター名人!

名越さんを紹介した時の「日本代表」のくだりは、浩次先生が玉田さんを
紹介する時のフレーズですよね?(笑)
総君にもその話が伝わってるのか~。

アルバム「歌者 -utamono-」は、タイトル通り歌にスポットがあてられて
いるのを、今回のライブでより強く感じました。
コーラスなども美しい。

志村君のことを歌った「白」は総君自身の思いが込められているのですが、
他の曲達もどこかに総君の一部が投影されているのかなと思ったり。
フジファブリックの曲とはまた違うタッチで、これはこれで好き。
MCで「フジファブリックを愛する一人の人間として、バンドを前進させる
覚悟で魂を全て歌に注ぎ込んだ」という言葉が印象的でした。

本編最後に「改めてフジファブリックに感謝したいと思います。ありがとう!」
と言いながら、空に向かって合図していた総君。
もしかして、志村君に言ってたのかな。

その後に歌ってくれたのは「白」。
間奏のギターリフが感動的でした。

アンコールでは数日前に作ったという曲の話になり、まだタイトルがないから、
この場で決めようということで、曲の内容を一生懸命説明してくれる総君。
「日々の産声にしよっかな」と言った後、「みんなも責任とってよ」と(笑)。
まだこの時点で曲聴いてないから分からないけど、それでいいよ、総君!
そして、出来立てほやほやの「日々の産声」を披露してくれました。
光ある未来へ連れて行ってくれるような、希望を抱ける曲でした。
リリースを楽しみにしてますね。

最後に言ってくれた言葉。

心の居場所がないと思う人は、今日のライブがこの空間が少しでも愛おしいと
思ってくれたら、ここがあなたの居場所です。
あなたの居場所をこの先も作っていきたい。
この先もっともっと遠くまで、一人一人の居場所が遥か彼方の日々につながる
そんな活動、ライブをやっていきたい。

この言葉にとっても救われました。
ありがとう!
いろんな意味で総君らしさが出ていた素敵なライブでした。
総君のソロといっても、その後ろにはメンバーの姿をちゃんと感じましたよ。

今回、私の席は10列目のど真ん中で、その上傾斜があるから見晴らし抜群。
目線の先に総君があるという、なんとも幸せな思いをさせて頂きました。
フジ関連では久しぶりに会場へ足を運んだライブ。
最近配信に慣れてきて、行き帰りの移動がなくて楽チンだと思ってたけど
やっぱりライブの迫力や臨場感は、会場に足を運ばないと味わえないなと
思いました。

またライブ行くぞ!





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若者にも支持される「若者のすべて」 [フジファブリック]

昨夜放送された関ジャムのスペシャル番組。
「若手アーティストが選ぶ最強平成ソングベスト30曲」。

フジファブリックの曲がチャートインしているという情報があったので、
何気に見ていました。
とはいえ、10位以内に入ればスゴイなぐらいに思っていたのですが、
6位まで発表されてもまだ出てこない。

もしや5位以内に!?という期待が浮上。
ところが、その前に「30位以内に入らなかったけど、若手アーティストが
1位に選んだ曲」の発表があり。
な~んだ、そっちかとがっかりしたものの、その中にも入っていない。

ということは…。
そうなんです!
なんとフジファブリックの「若者のすべて」が4位に入っていたのです!

林檎ちゃんやSMAPなどをおさえての堂々4位だなんて!
素晴らしい!

「日本人なら誰でも共感する歌詞の情景」というコメントがありましたが、
まったく同感です。
志村君の歌詞って、その場にいて体験したわけではないのに、どこか
懐かしくて切ない気持ちになってしまう。
日本的な情緒を感じるのです。

そして、Awesome City ClubのPORINさんによるこのコメントが絶妙!
「サビ前のギターフレーズからのピアノの駆け上がりがとてもドラマティック」

そうなんです!
私も常々そう思っていたのですが、表現力が乏しく言葉にできなかった(苦笑)。
アーティストの方って、やはり表現力が素晴らしいですね。

私的にはサビの「ないかな ないよな きっとね いないよな」という独特な言葉の
選び方も好き。
あと、切ない気持ちになった後「すりむいたまま 僕はそっと歩き出して」の
ところで前を向くところもいいです。

ゲストで出演されていたキンプリの髙橋海人君によると、キンプリのメンバーも
この曲が好きだとか。
若者にも支持される「若者のすべて」。

2007年発売ということは、もう15年も経つのか。
今聴いても全く色褪せない。
それどころか、ますます輝いていっているように思います。
これもひとえにフジファブリックの活動が続いているおかげ。
なので、伝説のバンドというにはまだ早い。
今もなお進化し続けているバンドなのです。



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春のファン祭り [フジファブリック]

J-WAVEの番組「SONAR MUSIC」。
今週のテーマは「私もあなたの作品です!春のファン祭り」と題して、
影響を受けた2組のアーティストを迎えて日替わりでアーティストを
特集するというもの。

昨日の放送では、我らがフジファブリックの特集!
KANA-BOON谷口鮪さんとフレデリック三原健司さんがフジファブリックへの
愛を語り尽くし、2組によるコラボカバーライブもありという豪華な内容。

お二人ともフジファブリックとの出会いは学生時代だそうです。
音楽的な変態性だったり、変化を恐れずにずっと進化し続けていること等、
フジの魅力を熱く語ってくださいました。

また、KANA-BOONもフレデリックもフジファブリックの楽曲に大いに
影響を受けていて、自身の曲にも反映されているそうで。
KANA-BOONはフジの青春性やちょっと濁ってるけど青い感じがするところ、
フレデリックはサウンド面での変態性が影響を受けているのだとか。
実際に曲を聴いてみましたが、言われてみるとそんな気がしました。
両者ともにルーツはフジファブリックだなんて、嬉しい限りです。

お二人による選曲も絶妙で。
谷口さんは「花」で、三原さんは「サポテンレコード」。
さすが、わかってらっしゃる!

特に三原さんの「サポテンレコード」は、日比谷野音でのライブ映像が
とてもいいという話をされていて、私も未だに毎週末この映像を見ては
感動しているので、よ~くわかります!
野音という場所で、だんだん夜になっていく雰囲気の中での演奏が
たまらなく素敵なんですよね。

リスナーから寄せられた声に対しても、いちいち共感されているお二人。
同じファンなんだな~と非常に親近感が湧きました。
さらにファン目線に加えて、プロの視点から楽曲について語って頂けた
ことが嬉しかったです。

そして、なんといっても素晴らしかったのが、お二人によるカバーライブ!
まずは一人ずつの演奏で谷口さんは「エイプリル」、三原さんは「花屋の娘」。
この2曲を選ぶとは、さすがです!

アコースティックでの演奏が新鮮。
二人とも声の感じや特性が違うので、色々な方向から曲を楽しめて、
とても贅沢な時間でした。
カバーを聴くと、楽曲の良さをより感じることができますね。
まさに名曲は色褪せない。

最後はお二人による「星降る夜になったら」。
すごく楽しそうに演奏されていて、フジファブリックのことが
大好きなのが伝わってきました。

その後、ダイちゃん先生のツイートが紹介されて、グッドタイミング(笑)!
「星降る夜になったら」は先生が作った曲ですもんね。
ダイちゃんもこの番組聴いてたのか。
嬉しかっただろうな。

番組最後の告知タイムでは、自分達のバンドの宣伝より先に総君のソロアルバムを
宣伝してくれるっていう(笑)。
終始フジファブリックへの愛が止まらないお二人でした。

谷口さんも三原さんも、とても魅力的で素敵なミュージシャンですね。
幸せな時間を過ごさせて頂き、ありがとうございました!

タグ:志村正彦
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祝!18回目のデビュー記念日 [フジファブリック]

フジファブリック様。

デビュー18周年おめでとうございます!

「時に困難な事がありながらも、バンドを続けられている事が
どんなに幸せな事か、と心に染み入る思いです。」

という総君の言葉が、私の心にも染み入ります。

悲しみや苦しみを乗り越えて続けていくことがどれほど大変か。
笑顔の裏にたくさんの涙があったからこそ、優しさや愛に
あふれた音楽を生み出し続けられるのだと思います。

バンドを続けてくれて、ありがとう!
そして、私の居場所を作ってくれて、ありがとう!!

これからもずっと、バンドの音を鳴らし続けて、この世界に
響かせてください。

デビュー曲「桜の季節」。


散っていく桜、枯れてしまう桜を表現しているところが秀逸で、
日本的な情緒を感じさせます。
メジャーデビューがこの曲って、つくづくレベルが高すぎると
聴くたびに感動しています。

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志村君に会いに⑤ [フジファブリック]

富士五湖文化センターを後にし、月江寺~下吉田界隈を散策しました。
月江寺駅と下吉田駅は間隔がそれほど遠くないので、お散歩するのに
ちょうどいい距離。

ぶらり歩くと、まるでタイムスリップしたかのような昔懐かしい街並み。
今では営業していない店舗もちらほら目につき、以前はもっと
活気があったのであろうとかつての光景を思い浮かべてみる。

<西裏>
西裏地区もまさに昭和の面影が残る場所。
かつては繁華街として多くの人でにぎわっていたそうです。
少し路地を入ると、ディープな世界が広がっていそうな雰囲気。
私が訪れたのは昼間だったのでひっそりしていましたが、夜はまた
表情を変えるのでしょうね。
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路地裏を歩いていると、フジファブリックの「陽炎」が脳内再生。

あの街並 思い出したときに何故だか浮かんだ
英雄気取った 路地裏の僕がぼんやり見えたよ

<月江寺の池>
歩いた先に視界が開けて、そこには池がありました。
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月江寺というお寺の麓にある池で、ほとりにあったベンチで一休み。
鴨が泳いでいる姿をのんびり眺めていると、なんだかホッとする。
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この街を歩いていて思ったのは、歩いていると必ず川などの水辺に
ぶつかり、水が豊富な場所だなということ。
キラキラと輝く水面がまぶしくて、「ペダル」が脳内再生。

だいだい色 そしてピンク 咲いている花が
まぶしいと感じるなんて しょうがないのかい?

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<下吉田第一小学校>
志村君の母校。
この日は冬休みだったのですが、時々校庭で遊んでいる子供の
姿がありました。
志村少年もグラウンドで野球したのかな。
思わず「記念写真」が脳内再生。

ちっちゃな野球少年が 校舎の裏へ飛んでったボール 追いかけて走る
グラブをかかえた少年は 勢い余ってつまずいて転ぶ すぐに立ち上がる

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この街を歩いていると、志村君の面影をあちらこちらに感じて、
同時に彼が作った曲の世界へと誘われていきます。
空気というか分子の一つ一つが志村君を形成していったのだと
思いました。

一つ残念だったのが、志村君がよく訪れていた「M2」という
洋食屋さんがお休みだったこと。
ここの大根スパゲティがお気に入りだったそうです。
ケーキなどのデザートもあるようなので、お茶目的に訪れたの
ですが、年末でお休みでした。
次回は絶対ここで大根スパゲティ食べます!
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歩き疲れたのでどこかで休憩したいと思い、他のお店も探してみた
ものの、年末ということでほとんどのお店がお休み。
とぼとぼと下吉田駅に戻ると、駅の隣りにある「下吉田倶楽部」という
カフェが営業していました!

<下吉田俱楽部>
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店先に志村君のイラスト。
ということは、きっとゆかりのある場所なのだろうと中に入ってみると…。
店内ではフジファブリックの曲がかかっていて、ビンゴでした(笑)。

駅にも貼ってあった志村君のポスターやファンの方が書き込める
ノートも置いてありました。
コーヒーとバウムクーヘンを注文し席につくと、隣の席の女子が
熱心にノートに書きこんでました。
皆さんそれぞれ胸の中に志村君への思いを抱いているのですね。
駅でもファンと思われる方をお見かけしましたが、志村君は
今もなおたくさんの方々に愛されているのだな。

他にも、店内に志村君ゆかりの地が載っている手作りマップが
置いてあったので、頂きました。
次回はこれを見て周ろうと思います。

そして、この日の最後の目的である夕方5時のチャイムを聴きに
店を後にしました。
富士吉田市では、志村君の命日である12月24日前後になると
防災無線の夕方5時のチャイムで「茜色の夕日」が流れます。
(お誕生日の7月10日前後は「若者のすべて」が流れるそう。)
いつか聴いてみたいと思っていましたが、ようやく夢が叶いました。

チャイムを聴く場所として選んだのは、富士山がよく見える
川沿いの道。
水のせせらぎと鳥の鳴き声。
そして、「茜色の夕日」のメロディーが聞こえてきました。
スマホに録画したのですが、ブログへのアップ方法がわからないので、
その時の写真を載せます。
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チャイムとしてメロディーだけを聴いても、切なさが伝わる。
曲の調べが夕闇の中、富士山を望むこの街と一体となっている
光景が美しすぎて言葉にならない。
この日のこの瞬間をずっと心に残しておこう。

帰りの列車を待っている時、この日初めて「若者のすべて」の
発車メロディーを耳にしました。
最後に聴けてよかった!

初めての富士吉田訪問は、私にとって特別な日になりました。
また絶対来ます。
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…と、この記事を書き終えたばかりなのですが。
実は、先日富士吉田への再訪が叶いまして(苦笑)。
また近日中にブログにupできればと思います。

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志村君に会いに④ [フジファブリック]

下吉田駅から忠霊塔へと続く道には、嬉しい仕掛けがありました。
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忠霊塔を描いた絵で、私たちの目を楽しませてくれるのです。
写真を撮ったのはこの4つでしたが、もう少し種類があったのかも。

また、かわいらしい車両も発見!
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子供が見たら喜びそうですね。
大人でもテンション上がります。

それから、このようなものも目にしました。
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滋賀県にある「飛び出し坊や」に似ています。
もしかすると、日本全国を探すとこの手の看板が他にもあるのでしょうか。
気になります。

気になると言えば。
道を歩いていると、中学生ぐらいの男子からすれ違いざまに「こんにちは」と
挨拶をされました。

はじめは知り合いの誰かと間違われて挨拶されたのかな?と思ったのですが、
何度かそのようなことがあったので、この辺りの子供たちは知らない人でも
ちゃんと挨拶する習慣があるのですね。
なんて礼儀正しいのでしょう!

東京でそんな風に挨拶されたことはないので、ものすごく感動しました。
さすが志村君の故郷!
いいところだな~。

そんなことを思いながらてくてく歩き、辿り着いたのは…。

<月江寺駅>
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下吉田駅の隣りの駅。
色使いがなんともかわいらしい駅舎!
「月江寺」という名前も素敵だな。
近くにある月江寺というお寺が駅名の由来になっているようです。

そういえば志村君がライブのMCで、この駅は切符が磁気じゃないので、
自動改札に対応していないと言ってたっけ。
今でもそうなのでしょうか。
この駅から電車に乗ってみればよかったと少し後悔。
次回再訪時に確かめてみます。

そして、駅から少し歩くとあの場所に辿り着きました。

<富士五湖文化センター>
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2008年5月31日にフジファブリックの「TEENAGER FANCLUB TOUR」追加公演が
行われた場所。
何度も映像で見たあのライブ。
お客さん達が会場入りしていたのは、この辺だったのかな。
なんて思いながら、建物の周りを歩いてみました。

以前の記事でも触れましたが、志村君が15歳の時に奥田民生さんのライブを
見てミュージシャンを目指し、いつか地元である富士五湖文化センターで
ライブを行い、友達や身内ではなくファンだけでソールドアウトしたい
という夢を実現させた場所。

ライブのMCで、夢を実現するまでの苦悩を吐露し、その後に歌った
「茜色の夕日」では途中で感極まって歌えなくなってしまった志村君。
そんな彼を優しくサポートするメンバー。
何度見ても胸が熱くなるシーンです。

今ではもう見ることができない、かけがえのない時間を刻んだホール。
実際に当時のライブを見ることはできなかったけれど、会場の前に
立つことができただけでも嬉しい。

今はただ静寂に包まれている富士五湖文化センター。
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何かで活躍して脚光を浴びている人を見ると、つい「いいなあ」とか
「羨ましい」と思ってしまうのですが、実はその陰で死にもの狂いで
闘っているんですよね。
スポットライトが当たっている所だけに目がいってしまい、その人の
本当の姿を見ることができていないというか。
輝いている部分なんてほんのわずかで、常にもがいてあがいて苦しみ
ながら闘っている。

自分はきっと、そこまで死にもの狂いで何かに打ち込んだことがないので、
苦しみをすべて理解することはできないなと思います。

けれど、苦しみの中から生まれた一筋の光のようなものが音楽に滲み出て
いることは感じることができ、そういう音楽にどうしようもなく惹かれて
しまうのだなと思うのです。

志村君は、そんなことを教えてくれた人でした。

つづく。



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