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ギガアツイ!鳥獣戯画展 [美術]

巷では何かとギガギガと騒がれておりますが。
こちらのギガも熱かった!

東京国立博物館で開催されている「国宝 鳥獣戯画のすべて」。

以前の記事でも触れたのですが、本当は5月に見に行く予定でした。
それが緊急事態宣言により中止になり、チケットも払い戻しという
悲しい結果に。
以前の記事はコチラ↓
https://tsukimisou-rock.blog.ss-blog.jp/2021-05-12

なので、6月1日から再開されるというニュースを耳にした時は、
ものすごく嬉しかったです。

しかし、チケットの予約サイトになかなか繋がらず、かなり苦戦。
皆さん、心待ちにしてたのでしょうから、無理もないですよね。
こうなったら、もう執念です。
粘って粘って、ようやくチケットを取ることができました!

およそ一年ぶりの国立博物館!
ここは建物が素晴らしくて、建物を見るだけでも足を運ぶ価値アリ。
それについては、また後日触れます。

今回の特別展「国宝 鳥獣戯画のすべて」は平成館で開催。
chojugiga_1.jpg

森鷗外先生越しの平成館。
作家であり軍医でもあった鷗外先生ですが、最後の公職は国立博物館の
前身である帝室博物館を統括する総長でした。
亡くなる直前まで熱心に博物館の仕事に取り組まれたそうです。

さて、いよいよ鳥獣戯画です。
実のところ、そこまで興味があったわけではなかったのですが、毎回
すごく人気があるので、どういうところが魅力なのかを知りたかった
というのが率直なところ。

鳥獣戯画は、擬人化した動物たちや人々の営みを墨一色で躍動的に
描いた作品。

今回、展覧会史上初めて、甲・乙・丙・丁全4巻の全場面が一挙公開され、
4巻合わせると44メートルにもなるそう。
さらに、かつて4巻から分かれた断簡と言われるものや、原本ではすでに
失われた場面を留める模本の数々も展示されました。

ここで各巻について、簡単に説明を。
甲巻は、兎や蛙など様々な動物たちが水遊び・賭弓・相撲などをしたり、
法要の場面が描かれています。

乙巻は、馬や犬、鶏などの身近な動物だけでなく、霊亀や麒麟といった
空想上の動物も描かれています。

丙巻は、人物戯画も描かれており、将棋や耳引きなどの勝負事が多く
描かれています。

丁巻は、人物が中心で他の巻に比べると筆致が太くて淡いのが特徴的。

特に人気がある甲巻は、教科書などで目にする機会も多く、鳥獣戯画と
いえばこの絵という感じ。
本展覧会では、その甲巻を動く歩道に乗って鑑賞するという画期的な
試みを行っておりました。

そのため、動く歩道に乗るまで4重ぐらいの行列に並ばなければならず。
ここだけは少々密状態でした。
とはいえ閲覧室は広いですし、大声で話す人がいるわけでもないので、
対策はされているようですが。

待つ分、ようやく自分の番になって動く歩道に乗れた時は、嬉しさ倍増!
じっくり絵を鑑賞しました。
やっぱり甲巻は、かわいいですね。
兎が後ろ向きに水に飛び込もうとしている絵なんて、たまらないです。

それにしても、誰が一体何故このような絵を描いたのか。
擬人化した動物たちを描くという発想が斬新すぎます。
でも、作品を眺めていると、心がほっこり。
だから、たくさんの人に愛されるのでしょうね。

ミュージアムショップも結構な盛況っぷりでした。
特に買うつもりはなかったので、ちらっと覗いて帰ろうと思ったのです。
ですが…見つけてしまったのです。
ミッフィーちゃんとのコラボグッズを!

ミッフィー好きとしては、これは見過ごせないです。
もう、いろいろ欲しくなって衝動が抑えられなくなりそうなところを、
どうにか抑えて、2つだけ購入しました。

まず、クリアファイル。
左が表で右が裏。
chojugiga_2.jpg

そして、チケットホルダー。
chojugiga_3.jpg

デザインは他にもいくつかあったのに、気づくと両方同じデザインの
ものを購入していたっていう…。
おばけミッフィーが好きなのです。
かわいい。

最後に熱くなってしまい、まさにギガアツイ展覧会でした。

※東京国立博物館の「国宝 鳥獣戯画のすべて」は本日で終了しました。
https://chojugiga2020.exhibit.jp/

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