お気に入りのドラマ

今期視聴しているドラマの中で、特にお気に入りなのがこの２つ。

NHK「ここは今から倫理です。」とテレ東「直ちゃんは小学三年生」。

★「ここは今から倫理です。」は、山田裕貴さん演じるミステリアスで
風変わりな倫理教師、高柳が生徒たちの悩みに立ち向かう物語。

まず、どうしてこのドラマに興味を持ったかというと、倫理ってなんだっけ？
という疑問からなのです。
高校生の時に倫理の授業はあったのですが、どういう内容だったのか全く
思い出せなくて。
まあ、授業を聞いていなかった私が悪いんですけど…。

ただ、私たちが成長していく過程で、自然と倫理を意識しながら生きている
のですよね。
それも教育によるところが大きいのだと思いますが。

高柳先生は思春期の生徒たちが抱える悩みに対して、否定したり、正しさを
押し付けたりはしません。
人としての守るべき行動、最低限のルールなどを生徒自身が気づくように
導いていくところが面白い。
毎回、高柳先生が哲学者の言葉を引用するところも興味深いです。

そして、女子生徒にいいよられてもクールにかわすところが、カッコイイ！
あんな先生がいたら、絶対モテるに決まってます。

もし学生時代に高柳先生のような教師に出会っていたら、倫理の授業のことを
ちゃんと覚えていたかもしれない、なんて。

NHK よるドラ「ここは今から倫理です。」のサイトはコチラ↓
https://www.nhk.jp/p/rinri/ts/WKL8N2Z561/

★「直ちゃんは小学三年生」は、もともとテレ東の深夜ドラマが好きなので
見始めたのですが、気づいたらはまってました。

小学三年生の直ちゃん（杉野遥亮）、金持ちで頭の良い少年・きんべ（渡邊圭祐）、
貧乏でガサツな少年・てつちん（前原滉）、泣き虫の少年・山ちょ（竹原ピストル）
の4人の日常を描いたドラマ。

まさか大人の俳優さんが小学生の格好をして演じるとは思ってなくて、そこが
とても斬新。
皆さんのしぐさや動作がまるで小学生そのもので、まったく違和感がないのです。
竹原ピストルさんなんて、お髭があるのに(笑)

設定が昭和の小学生だと思うのですが、自分が子供の頃に流行った遊びや
友達と話していた言葉が随所に出てくるところもツボです。
例えば…

「何時何分、地球が何回まわった時？」とか。
ランドセルじゃんけんとか。
秘密基地つくったり、どのくらい高い所から飛び降りることができるか、など。

自分の周りで流行ってたことって、あの時代の子供たちに共通してたのですね。
懐かしすぎて、まるで子供の頃に戻ったような気分になります。

そして、子供の目を通して、ジェンダーのことなど現代社会でも問題になっている
ことが描かれているのもポイント。
笑ったり考えさせられたり、意外と深い内容のドラマです。

きんべ役の渡邊圭祐さんは、フジファブリックの新曲「楽園」のMVに出演されて
いるので、なおさら注目してしまいます。（「楽園」の記事はコチラ）

テレビ東京　ドラマ25「直ちゃんは小学三年生」のサイトはコチラ↓
https://www.tv-tokyo.co.jp/naochan/

タグ：テレ東深夜ドラマ