大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした

先日、友人から送られた一冊の本。

クルベウ著「大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした」


こ、これは…！
まず、表紙でいきなり心を鷲掴みにされました。

大好きな福田利之さんのイラスト！
ページをめくると、福田さんの挿絵がところどころに散りばめられていて、
それだけでも心が和みます。
福田さんの、かわいくて面白くて不思議で哀愁のあるイラスト、大好き。

本の帯には、「不器用な生き方を応援してくれる、32の珠玉のエッセイ」と
書かれています。
「自分よりも他人を優先してしまうあなたへ～私たちには支えとなる場所が
必要だ」とも。

さらにページをめくってみると…。

・好きなことを見つけるには？
・夢を叶える人の共通点
・さみしさは人を無彩色にする
・お金持ちになる方法
などなど。

見出しだけでも、どんなことが書かれているのか気になります。
一つのエッセイは長くても4、5ページぐらいなので読みやすいし、
短い中でも心がすっと軽くなるようなフレーズが書かれています。

通しで読むというより、自分が今気になるところを読むというのが
いいように思いました。

読んだからといって自分の悩みが解決するわけでもないのでしょうけど、
なんらかのきっかけにはなりそう。
ほんの少しのことが大事なんですよね。

いやしかし何故に、友人はこの本を私に送ってくれたのだろう。
気になったので聞いてみたところ、このような返事が。

「頑張り屋さんだから、無理してるんじゃないかなと思って。」

もう、この言葉が一番心に響きましたよ！
しょっちゅう連絡を取っているわけではないけれど、私のことを気遣って
くれた友人の優しさが、とても嬉しい。
むしろ、家庭や仕事のことで毎日頑張ってる彼女に読んでもらいたいと
思いました。

言葉の力って偉大だ。

なにかと心が疲れてしまう今日この頃。
自分にとっての「支えとなる場所」が、この本で見つかるといいな。

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