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美しい本の世界<それから> [夏目漱石]

前回の「三四郎」に続く、漱石作品の前期三部作。
「それから」の装幀です。

こちらは函。
sorekara_1.jpg

表紙、背、背表紙。
sorekara_2.jpg

多色木版による連続模様が目を引くデザイン。
描かれているのは、睡蓮の葉と魚でしょうか。
個性的で面白い。

見返し。
sorekara_3.jpg

薄墨で描いたような葉と薄緑色の組み合わせが、上品で素敵。
このデザイン、好きです。

扉。
sorekara_4.jpg

扉の次のページ。
sorekara_5.jpg

奥付。
sorekara_6.jpg

今回も橋口五葉様が装幀を手がけているのですが、これまでの作品で
一つとして同じようなデザインがないことに驚きます。

このような読者を飽きさせない工夫が、漱石作品の魅力ををさらに
引き立たせているのですね。

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