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美しい本の世界<日本橋> [本のこと]

泉鏡花の「日本橋」。

美しい装幀がほどこされた泉鏡花の本は「鏡花本」と言われて、
高く評価されたそう。

この「日本橋」もその一つで、装幀を手掛けたのは小村雪岱。
雪岱はこの作品で装幀家デビューを果たし、以後多くの鏡花本を
手掛けました。

函。
kyouka_1.jpg

表紙。描かれているのは、大川。
kyouka_2.jpg

表見返し。
kyouka_3.jpg

裏見返し。
kyouka_4.jpg

表裏ともに、見返しには花街の四季折々の風情が描かれています。

扉。
kyouka_5.jpg

奥付。鏡太郎は鏡花の本名。
kyouka_6.jpg

いや、もう美しすぎてため息が出ます。
もはや美術品ですよね。
しかし、見とれているだけでまだ内容を読んでいないのです(苦笑)。

この美しい装幀を担当した小村雪岱については、後日また触れます。

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