若者のすべて

昨夜の関ジャムで、フジファブリックの「若者のすべて」が絶賛されていた！

この番組では、3月3日(水)に2時間のスペシャル番組が放送される。
内容は、音楽のプロたちがJ-POP史上に残したいという観点で、各自のベスト30曲を
選出し、総合ベスト30が発表されるというもの。

題して、
「関ジャムJ-POP20年史2000～2020年プロが選んだ最強の名曲ベスト30」。

その放送に先駆けて、昨夜はアンケートに回答したうちの4人の音楽家の
ベスト30が発表された。
顔ぶれは、いきものがかりの水野良樹さん、音楽プロデューサー松尾潔さん、
作曲家の岩崎太整さん、草野華余子さん。
それぞれ、ご自身が選んだ曲の魅力について、熱く解説してくださった。

選ばれた曲のうち、全体のベスト30に入っているものは3日の放送で発表されるため
曲名が伏せてあり、圏外だったものが公表された。
つまり、今回放送された曲はベスト30には入っていないということになる。

岩崎太整さんが選んだベスト30の中では、「若者のすべて」が堂々3位に！
曲名が公表されたということは、全体のベスト30には入っていないということに
なるのが残念ではありますが…。

しかし、岩崎さんがこの曲に対してかなり熱く語って下さった。
もともと歌詞というものに対してあまり興味がないそうですが、この曲に関しては
歌詞にとても魅力を感じたようで。

あの島崎藤村に匹敵するということで、藤村の「初恋」と「若者のすべて」の詩を
比較して解説されていた。
えっと、一人称で、叙情的で…みたいなことも。
覚えてなくて、すみません（汗）。
最終的には、「とにかく説明できないほど素晴らしい」ということだった。

志村君て、他の方がおっしゃるように本当に天才だなと私も思う。
と同時に、人の何十倍も努力して、フジファブリックの音楽に全てを捧げた人
なんですよね。

彼の才能と多大なる努力によって生み出され、メンバーと共に作り出された作品は、
今も、そしてこれからもずっと、たくさんの人達の心に響いていくのだろうな。

私にとって、志村君のことを知るきっかけになった「若者のすべて」。
特に「すりむいたまま 僕はそっと歩き出して」のところは、何度聴いても胸が熱く
なってしまう。

「若者のすべて」はアルバム「TEENAGER」に収録。

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