没後70年 吉田博展 [美術]
東京都美術館で開催されている「没後70年 吉田博展」に行ってきました。
お恥ずかしながら、本展覧会で初めて吉田博さんのことを知りました。
明治から昭和にかけて、風景画の第一人者として活躍された方なのですね。
故ダイアナ元英国皇太子妃も作品を飾っていたとか。
油彩、水彩だけでなく、後期には木版画でも才能を発揮。
本展覧会では、木版画を中心に展示されていました。
まず木版画というと浮世絵を思い浮かべたのですが、全然違いますね。
水面に映る光を表現した微妙な色使いといい、独特なほわわ~んとした
空気感といい、想像していた木版画とは全然違いました。
ほわわ~んとしたというのは、例えば朝もやの感じ。
まるで湿度までも感じるような表現でした。
同じ版木を用い、摺色を替えることで刻々と変化する大気や光を表わした
のだとか。
複雑な色彩表現のために重ねた摺数の平均は、なんと30数度に及ぶそう!
その結果、朝、午前、午後、夕方、夜など、細かい時間の変化までも表現
できたのですね。
木版画で、あれほどまでに繊細な色彩を表現できるとは思わなかったので、
いや、本当に驚きました。
また、国内外の旅先での風景を描いた作品も多く、なかなか旅に行くことも
ままらない今の状況にあっては、束の間の旅気分を味わうこともできました。
富士山や穂高などの山の作品も多数あり。
見ていて心が癒される。
ポストカードをたくさん買ってしまったのでした。
東京都美術館での「没後70年 吉田博展」は3月28日(日)まで。
詳細は展覧会の公式サイトをご覧ください。↓
https://yoshida-exhn.jp/
お恥ずかしながら、本展覧会で初めて吉田博さんのことを知りました。
明治から昭和にかけて、風景画の第一人者として活躍された方なのですね。
故ダイアナ元英国皇太子妃も作品を飾っていたとか。
油彩、水彩だけでなく、後期には木版画でも才能を発揮。
本展覧会では、木版画を中心に展示されていました。
まず木版画というと浮世絵を思い浮かべたのですが、全然違いますね。
水面に映る光を表現した微妙な色使いといい、独特なほわわ~んとした
空気感といい、想像していた木版画とは全然違いました。
ほわわ~んとしたというのは、例えば朝もやの感じ。
まるで湿度までも感じるような表現でした。
同じ版木を用い、摺色を替えることで刻々と変化する大気や光を表わした
のだとか。
複雑な色彩表現のために重ねた摺数の平均は、なんと30数度に及ぶそう!
その結果、朝、午前、午後、夕方、夜など、細かい時間の変化までも表現
できたのですね。
木版画で、あれほどまでに繊細な色彩を表現できるとは思わなかったので、
いや、本当に驚きました。
また、国内外の旅先での風景を描いた作品も多く、なかなか旅に行くことも
ままらない今の状況にあっては、束の間の旅気分を味わうこともできました。
富士山や穂高などの山の作品も多数あり。
見ていて心が癒される。
ポストカードをたくさん買ってしまったのでした。
東京都美術館での「没後70年 吉田博展」は3月28日(日)まで。
詳細は展覧会の公式サイトをご覧ください。↓
https://yoshida-exhn.jp/
タグ:東京都美術館
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