I FAB U FAB ME

予定通り20時に始まった。
フジファブリックのワンマンライブ「I FAB U FAB ME」
※以下、ネタバレありです。念のため。

今回は配信で参加しました。
画面を見ると、客席は感染対策のため間引いてある。
お客さんはマスク着用で声出しはNG。拍手のみ。
これが新しいライブ鑑賞のスタイルか。

ステージ上にメンバーが登場したときに、一番に思ったこと。

みんな、大人になってるーーーーーっ！

なにしろ、私はいま志村君時代を旅していて、その時代のメンバーは
まだ20代なので。
そこからもう10年以上経っているのだから、大人になってるのは
当たり前っちゃ当たり前なのだけど。

メンバーの姿を見たら、思わず涙出そうになった。
もうすでに、10年前からずっとファンだったような気分になってる。
（今回が初めてのワンマン参加です）

「破顔」で始まって、「Green Bird」へと続く。
ソウ君の伸びやかなボーカル。
とたんに私は志村君時代から、現代へと戻る。

志村君時代とか3人時代とか、一応ブログでは表現しやすいように
分けているけど、本当は今だって4人ってことはわかっている。
そんなことを思っていた時に始まったのが…。

「Sugar!!」

やっぱり4人なのだ！
ダイちゃん、あの頃と変わらずチャーミング。
加藤さん、あの頃と変わらずお肌ツルツル（お髭はナシ）。
ソウ君、あの頃と変わらず迫力のギタープレイ。

「若者のすべて」と「星降る夜になったら」も演奏してくれた。
ギターのアンサンブルではなくなって、あの頃とアレンジも
変えているけれど、曲のよさは変わらず。
3人が続けているからこそ、曲も育ていくってことを実感した。

ソウ君が故郷を思って作った「手紙」
志村君のことも含めた、今は会えない人達に向けて、東京でも
大事な友達見つけたよって伝えてるんだと、なにかで読んだ。

志村君の歌には志村君の思いが、ソウ君の歌にはソウ君の思いが
詰まっている。
それでいい。どちらもフジファブリックなんだ。

そんなことを思っていた時に始まったのが…。

「Feverman」

この曲、「FAB LIST」には入ってないけど知ってる。
フジファブリックへの旅に出る前にWOWOWで放送してた15週年ライブを
見ていたら、演奏されてたのだ。

なにこの曲？祭的な…？
奇抜な曲やるな～。

って思ったけど、今回も同じ感想(笑)
さらにソウ君が
「みんな最高だぜ！まだまだ加藤さんと一緒に踊ろうぜ！」って。

えっ！加藤さん踊るの？？？
踊ってるーーーーーーーーーーー！

ビックリでしたわ。
だって、志村君時代の加藤さんはシブ～くベース弾いてましたよ。
この日一番の衝撃でした(笑)
そして、会場のお客さんもみんな踊ってる。
フジファブリックって、踊るのか。
次回までに振り付け覚えなきゃ。

本編最後の曲は「光あれ」
「大変なことがあるけど、みんなの光になりたい」とソウ君。
間違いなく、光になってます。
これからも、どんどん育っていきそうな曲だと思った。

アンコールは会場とFAB CH会員限定配信チケットを持ってる人のみ
視聴可能。
身内のみってことで安心感があるのか、アンコールになってからの
方がよく喋るダイちゃん(笑)

3人ともお揃いでグッズTを着てて、かわいい～。
曲の途中で3人並んで前で演奏したりしてもして、仲良し～！
いい雰囲気だなあ。

I FAB YOUってのはI LOVE YOUってことなのか。
これからも自分達の気持ちを100％以上つめこんだ曲をつくると言っていた。
頑張るからって。

こんなにも自分の思いを強く伝えるようになったのか、ソウ君。
ここでまた、10年以上ファンだったような気持ちになる。
（今回が初めてのワンマン参加です）

正直言って、ファンの人達も曲やパフォーマンスがよくなかったら
ファンを続けていかないと思う。
今もフジファブリックが皆から応援されているのは、決して妥協せず
例え不器用でも、もがきながらでも、自分達の意志を貫いている姿勢が
伝わるからだと思うのです。
かつて志村君がそうだったように。

最後は「STAR」で、背中を押してもらってフィニッシュ。

ワンマンライブ、見てよかった。
今の3人の美しい姿を見れてよかった。
フジファブリックはちゃんと続いてるんだ。

12月2日にアコースティックライブ「FABRIC THEATER 3」が開催される
という告知があった。（オンラインもあり）
うーん、行きたい。

タグ：I FAB U FAB ME 光あれ 志村正彦