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フジファブリックへの旅 [フジファブリック]

あれは3年ほど前のこと。
山田君のカンヌ映画祭というドラマを見ていたら、オープニングで流れていた曲が、
なんだかメロディーの様子がおかしいけど、すごくカッコイイ!
フジファブリックと山田君がコラボした「カンヌの休日」という曲で、それが
フジファブリックとの初めての出会いだった。

けれど、その時はそのまま深掘りはせず、月日は流れ。
コロナの影響で在宅勤務になり、毎日ラジオを聴きながら仕事をしていた
2020年夏。
ラジオからよく流れてくる、とある曲に惹かれた。

「若者のすべて」という曲だった。

歌っているのはフジファブリック。
あの「カンヌの休日」のフジファブリックか!と私の中で再びそのバンドの存在が
浮上した。

すぐに「桜の季節」「陽炎」「赤黄色の金木犀」「銀河」を聴き、叙情的で
感傷的な歌詞と不思議なメロディーに心を鷲掴みにされた。
エレカシ以来のトキメキ!

ただ「カンヌの休日」とはボーカルの雰囲気が違うのが気になる。
調べてみると、当時ボーカルだった志村正彦君は、11年前に29歳という若さで
急逝していたのだった。

すごくショックだった。
トキメキと喪失感を一度に味わった感じ…。

さらに、志村君亡きあとも残ったメンバー3人で活動を続けていて、当時ギター
だった山内君がボーカルを引き継いだことを知り、驚いた。
私が出会ったフジファブリックにはもう志村君はいなくて「カンヌの休日」は
山内君が歌っていたってことか。

志村君は当時作詞とほとんどの作曲を手掛けていたフロントマン。
そもそもフロントマンがいなくなったら、バンドを続けるのって相当難しいと思う。
バンド自体も、元々志村君が地元の友達と作ったので、いまや創設時のメンバーが
誰もいないという。
なのに、志村君の遺志を継ぎ、今もバンドを続けているメンバー。
なぜそんなことができるのか。

フジファブリックというバンドをもっと知りたくなった。
こうして私のフジファブリックへの旅が始まったのだ。

旅のはじまりは、やはり志村君だ。
志村君の時代、3人になってからの時代、そして現在。
そんな風に時代をわけてみた。

ただ、時間は確実に進んでいるので、現在の3人の活動は続いていく。
なので、まずは志村君時代と現在を行ったり来たりしながら、フジファブリックへの
旅をする。
fujifab_1.jpg

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