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久しぶりの鎌倉 [お出かけ]

巷では、GO TO TRAVELやGO TO EATなどで賑わっているようですが、
私は今のところまったく恩恵にあずかっておりません。

しかし、どこかへ行きたい!旅に出たい!
という欲求はとうとう限界に近づいてきたので、先日行ってきましたよ。
鎌倉に!
まあ旅っていうほどの距離じゃないし、日帰りだけど。

鎌倉は東京から気軽に行けるスポットなので、年に数回は訪れて
いるがコロナ禍で行くことができず、お正月以来の訪問となった。

今回もよく行くコースで、まずは北鎌倉の東慶寺から。
入口には夏目漱石参禅百年記念碑がある。
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石碑の説明が面白いので掲載。

漱石が円覚寺の釈宗演に参禅したのは明治27年末から翌年初のことで、小説『門』に
そのときのことが描かれています。
漱石が二度目に宗演老師を訪ねた大正元年9月11日、宗演老師は東慶寺の住職を
しておりました。
その際漱石に同道した満鉄総裁の中村是公は、東慶寺山門の手前の田んぼに向って
立ち小便をしますが、漱石も並んで”連れション”をしたことが『初秋の一日』に
「その顰(ひん)に倣った」と洒落て書かれています。
宗演老師は、この日漱石が来山したことをその日のうちに手紙に書いて阿部無仏に
送っています。
この記念碑には『初秋の一日』と宗演老師の手紙の文章の一部が刻まれており、
”連れション”をしたと思われる位置に建てられています。

漱石先生らしいエピソードですね(笑)

東慶寺には、漱石先生の弟子であり岩波書店の創業者でもある岩波茂雄など多くの
著名人が眠っている。
境内には四季折々のお花が咲き、心が和む場所。
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東慶寺の近くにある浄智寺もお庭が素敵で、お気に入りのお寺。
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浄智寺のすぐ脇を通る道を行くと、大仏ハイキングコースに通じる。
鎌倉にはいくつかハイキングコースがあって、私は建長寺から出発する
天園ハイキングコースがお気に入り。(約2時間ぐらい)
大仏コースは約1時間ぐらいで大仏までハイキングできるのだけど、
今回はそちらに行かず、銭洗弁天へ抜けた。

ハイキングコースは結構上り下りがあって、ちょっとした山登り(汗)
日頃の運動不足が解消されて、ほどよい疲労感。
久しぶりの木や土のにおいが心地いい。
やっぱり自然はいい!
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最後は鶴岡八幡宮を抜けて東方面に向かい、お気に入りの瑞泉寺へ。
鎌倉でも結構はじの方なので、観光客もあまりいなくて穴場なのだ。
ちょっと歩くけど。

ちょっと高台にあり、風が気持ちいい。
静かなので、ゆっくり自然を満喫できる大好きな場所。
鶴岡八幡宮や大仏あたりは人がたくさんいるけど、少しはずれると結構静かで、
のんびりできる。
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今まで気づかなかったけど、こんなかわいい住人がいました。
kamakura202011_10.jpg

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鎌倉はもう普通に人が多かった。
インバウンドがなくても、国内観光客だけでも混むんだな。
まあでも、来たくなるよね。
久しぶりの鎌倉で、私もいろんな不安やストレスから心が解放された。
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