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「若者のすべて」が音楽の教科書に採用! [フジファブリック]

先週ぐらいから、ラジオでよく耳にするんですよね。
そういえば、何かのテレビ番組でも「夏の終わりに聴きたい曲」という
アンケートで第3位に選ばれていました。

フジファブリックの「若者のすべて」。

夏の終わりに抱くもの悲しい気持ちと、それでも前を向いて歩いていこう
とする希望も感じたりして、確かにこの時期に聴きたくなります。

そんな「若者のすべて」が「令和4年度 高等学校用教科書 音楽Ⅰ MOUSA1」に
採用されるそうです!

音楽の教科書って、バッハとかモーツァルトが載ってるんですよね?
そこにフジファブリックの曲が載るなんて、すごい快挙です。

教科書ということは、この曲が教育という面で相応しいと思ったから採用
されるのだろうと思うのですが、一体どのように学習をするのか気になり、
「MOUSA1」のサイトの解説資料を読んでみました。

まず、「MOUSA」は「卒業後も手元に残しておきたい教科書」であることを
コンセプトにしていて、令和4年度から使用される新しい「MOUSA1」では、
音楽の魅力をさらに多面的に学べるようにしたのだそう。

授業スタイルに合わせて、さまざまなジャンルから教材性の高い曲を厳選
しているとも記されています。
教材性の高いって言葉に、ますます興味津々。

「若者のすべて」はポピュラーソングというジャンルの中にあり、他には
「翼をください」「見上げてごらん夜の星を」などの長く親しまれている
名曲から、米津玄師さんの「Lemon」まで多彩な曲が掲載されています。

で?で?どういうねらいがあるのよ?
と読み進めていくと、ありましたよ!
年間指導計画例に「題材のねらい」という項目が。

J-POPや歌謡曲を取り上げ、曲想と音楽の構造や歌詞との関わりを理解し、
イメージをもって歌うとともに、自分や社会と音楽との関りを考える
と書かれている。
さらに、「学習目標」には、このように書かれています。

曲想と音楽の構造や歌詞、文化的背景との関わりを理解し、曲にふさわしい
歌唱表現の技能を身に付けながら、イメージをもって表現を工夫して歌う
とともに、自分や社会にとっての音楽の意味や価値を考える

曲想と音楽の構造に文化的背景ですと。
うーん、深いです。
一つの曲をこんな風に深く掘り下げて聴いたり、歌ったりしたことがない
ので、曲に対する捉え方が変わりそうな気がしました。
実際に授業で学んだ学生達がどのように感じたのか、聞いてみたいものです。

それにしても、高校生が羨ましすぎる。
私もこの教科書で勉強したかったです(苦笑)。

「MOUSA1」については、コチラをどうぞ。
https://www.kyogei.co.jp/textbook/hs/mousa1-r4
「若者のすべて」という曲の素晴らしさを再認識しました。
志村君、やったね!



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