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志村君のサクラ [フジファブリック]

NHK BSプレミアムで放送された新日本風土記スペシャル「さくらの歌」に
志村君が取り上げられました。

この番組は、日本人が特別な感情を抱いてきた花である桜を愛でる心の内を、
各地の桜にゆかりのある人々に尋ねるという内容で、桜を歌ったたくさんの
楽曲や古今の詩歌なども紹介されました。

そして「志村君のサクラ」として紹介された曲がフジファブリック「桜の季節」。

縁のある方というのが、志村君の故郷、富士吉田市の新倉富士浅間神社で
神主をされている渡邊平藏さん。
志村君の幼馴染だそう。

新倉富士浅間神社は、桜の季節には日本一の絶景スポットとして、ここ数年
外国人観光客にも大人気だとか。
確かに富士山、桜、五重塔の組み合わせが素晴らしい!
私も見に行ってみたいです!

そういえば忠霊塔(五重塔)は、以前ライブか何かで、志村君が学生時代に
よく訪れていた場所だと言ってたっけ。

少し切ない気持ちになった所、渡邊さんのお父様が「桜の季節」を熱唱(!?)。
少々音が外れているところが、なんともキュートです(笑)。

その様子にツッコミを入れる渡邊さん。
なんと、フジファブリックの初代ベーシストだとか!
確かに、フジファブリックのインディーズ時代のアルバム「アラカルト」にも
お名前が掲載されてました。

志村君との思い出を語る渡邊さん。
富士吉田の人は、子供の頃から富士山は活火山だと教えられてきたので、
この姿も今しかないということを志村君も感じていたのではないかと
おっしゃっていた。

富士山と桜は、どちらも美しくて儚い。

そうだったのか。
富士山は大きくて、いつも見守ってくれる存在としか思ってなかったので、
儚いということに初めて気づかされました。

志村君のミュージシャンになるという強い意志に影響されて、自分も神主に
なるための強い意志を持ち続けられたと渡邊さん。
今でも志村君の夢を見ることがあると言い、思わず涙ぐむ。

富士五湖文化センターでのライブ映像が流れました。
このライブでは、プロを目指すと決めたものの、理想と現実に苦悩したことを
語っていた志村君。
でも、そんな彼の姿に背中を押されて、頑張ってきた人たちがいる。
やっぱり、凄い人だ。志村君という人は。

番組では「桜の季節」以外にも、「若者のすべて」「茜色の夕日」が流れた
のですが、美しくて儚い景色を見て育ったから、このような素敵な曲達が
生まれたのだなと思いました。

この場所が志村君の、フジファブリックの原点。
そしてフジファブリックは、これからも続いていく。
志村君と共に。



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