美しい本の世界<草合> [夏目漱石]
今日から新年度ですね。
新たなスタートに、思わずうっとりするような美しい本をご紹介します。
夏目漱石「草合」。
「くさあわせ」と読みます。
どういう意味なんでしょうね(苦笑)。
本体は帙という、書物の損傷を防ぐために包む覆いにくるまれており、
これは、以前ご紹介した「虞美人草」と同じです。
今回も橋口五葉様による装幀。
紐をほどくと、本体が現れます。
こちらが本体。なんて美しいのでしょう!
多色摺りに漆を重ねるという、非常に凝った手法。
漆で表現した葉に、蝶、鳥、桜、青海波模様が描かれています。
デザインのアップ。
見返し。
草花を愛した五葉様のセンスが余すところなく発揮されてます。
扉。こちらにも花が描かれています。
収録作品は「坑夫」と「野分」。
奥付。
漱石本の中でも「虞美人草」と「草合」は、ひと際凝った装幀で、
まるで工芸品のようです。
「虞美人草」の装幀については、こちらもどうぞ。
https://tsukimisou-rock.blog.ss-blog.jp/2021-01-05-1
新たなスタートに、思わずうっとりするような美しい本をご紹介します。
夏目漱石「草合」。
「くさあわせ」と読みます。
どういう意味なんでしょうね(苦笑)。
本体は帙という、書物の損傷を防ぐために包む覆いにくるまれており、
これは、以前ご紹介した「虞美人草」と同じです。
今回も橋口五葉様による装幀。
紐をほどくと、本体が現れます。
こちらが本体。なんて美しいのでしょう!
多色摺りに漆を重ねるという、非常に凝った手法。
漆で表現した葉に、蝶、鳥、桜、青海波模様が描かれています。
デザインのアップ。
見返し。
草花を愛した五葉様のセンスが余すところなく発揮されてます。
扉。こちらにも花が描かれています。
収録作品は「坑夫」と「野分」。
奥付。
漱石本の中でも「虞美人草」と「草合」は、ひと際凝った装幀で、
まるで工芸品のようです。
「虞美人草」の装幀については、こちらもどうぞ。
https://tsukimisou-rock.blog.ss-blog.jp/2021-01-05-1
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