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浮世絵・江戸絵画名品選 [美術]

山種美術館を再び訪問。
ここは駅から離れていて、落ち着いた雰囲気なのでお気に入り。
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今回のお目当ては、現在開催中の展覧会。
「浮世絵・江戸絵画名品選―写楽・北斎から琳派まで―」。
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大人になるにつれ、浮世絵や日本画に惹かれるようになりました。
眺めていると、心が和むのです。

お気に入りは、葛飾北斎と歌川広重。
本展覧会では、北斎様の「富嶽三十六景 凱風快晴」や広重様の
「東海道五拾三次」などのコレクションが展示されていました。

特に「東海道五拾三次」は最初期の摺りの貴重なもので、前・後期に
分けて全点が展示されるそう。

広重様の作品では、「名所江戸百景」がお気に入りでしたが、改めて
「東海道五拾三次」を見ると、とても味わい深い作品だと思いました。
「富嶽三十六景」もそうなのですが、その土地の風景と共にそこに
暮らす人や旅人の様子を垣間見ることができ、まるで江戸時代に
タイムスリップしたような気分を味わえるのがいいです。

眺めていると妄想が膨らんで、何ともいえず楽しい気分になるし、
癒されます。

広重様の作品は、例えば雪景色を描いたものでは、まるでシーンと
いう音が聞こえそうなぐらい静けさを感じるし、雨を描いたものは
ザーザーという音が聞こえそうな気がして、とても不思議。
やはり描き方なのでしょうね。
北斎様とはまた違う魅力があります。

他にも、喜多川歌麿や東洲斎写楽などの作品もあり、浮世絵の魅力を
堪能することができました。

また、浮世絵の他にも俵屋宗達や酒井抱一などの琳派の作品や伊藤若冲
などの江戸絵画も堪能することができて、見応えあり!
予想以上に充実した内容で、大満足でした。

こちらは、唯一写真撮影がOKな椿椿山の「久能山真景図」。
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「浮世絵・江戸絵画名品選―写楽・北斎から琳派まで―」は、8月29日まで。
詳細は山種美術館のサイトをご覧ください。
https://www.yamatane-museum.jp/

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