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美しい本の世界<三四郎> [夏目漱石]

漱石作品の中でもポピュラーな作品の一つ。
「三四郎」の装幀です。

装幀を手掛けたのは、今回も橋口五葉様。

まずは函。
sanshiro_1.jpg

幼い頃から草花を好み、自ら種を蒔いて育て、開花したらそれを
描いていたという五葉様。
装幀のデザインにも草花や鳥獣が描かれていて、私たちの目を
楽しませてくれます。

表紙、背、背表紙。クロス装になっています。
sanshiro_2.jpg

シンプルなデザインの中にも、ちょこっと描かれた梟がかわいくて、
思わずほっこり。

見返しに描かれているのは、タンポポ。
sanshiro_3.jpg

扉。タンポポとトンボ?
sanshiro_4.jpg

奥付。
sanshiro_5.jpg

一冊の本のカバー、表紙、見返し、扉の全てにおいて細部までこだわり、
芸術作品のように仕上げた五葉様。
まさに美の職人!
漱石先生のお気に入りだったのも頷けます。

そして、五葉様の美しい本の世界は、まだまだ続きます。

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